新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
そして、数ある部活の中から「マーチング」に興味を持ってくれてありがとうございます♪
今、皆さんはこんなふうに思っていませんか?
- 「マーチングって、歩きながら楽器吹くやつでしょ? 大変そう…」
- 「なんか軍隊みたいに厳しそうだし、私にできるかな?」
- 「吹奏楽(座奏)と何が違うの? どっちにしようか迷う…」
ぶっちゃけ、その直感は半分正解で、半分間違っています(笑)。
正直に言いますね。マーチングは、ハッキリ言って「しんどい」です。
夏は暑いし、楽器は重いし、足はパンパンになるし…。
「文化部の皮を被った体育会系」なんて呼ばれることもありますが、これは紛れもない事実です!
でもね、20年以上この世界にどっぷり浸かっている僕の経験的には、「これほど人生を豊かにしてくれて、魂が震えるような感動を味わえる趣味は他にない」と断言できます。
今回は、そんなマーチング歴20年の先輩ブロガーである僕が、新入生の皆さんに向けて「なぜマーチングが一生モノの趣味になるのか?」その理由を5つ、本音全開で(ちょっと暑苦しく)語らせてください。
これを読めば、きっとあなたもグラウンドや体育館に足を踏み入れたくなるはずです♪
理由1:ぶっちゃけ「運動部」並み!でも本番の「達成感」は麻薬級です
まず最初に、一番のハードルであり最大の魅力でもある「運動量」と「達成感」についてお話ししますね。
マーチングバンドを見たことがある人はわかると思いますが、僕たちは演奏しながらフィールドを縦横無尽に動き回ります。
これ、ただ歩いているだけに見えるかもしれませんが、実はめちゃくちゃ計算された動きなんです。
「5m8歩」という世界共通言語
マーチングには、基本中の基本となる「5m8歩」という歩き方があります。
これは文字通り、「5メートルの距離をきっちり8歩で歩く」という技術です。
「え、それだけ?」って思いましたよね?(笑)
でもこれが、初心者が最初にぶつかる壁なんです!
歩幅を常に62.5cmに保ちながら、上半身はブレないように楽器を構え、美しい姿勢で歩く。
しかも、テンポの速い曲に合わせて、前後左右、斜めにも動くわけです。
ズバリ、最初は自分の足が絡まって転びそうになりますよ(笑)。
でも、この「5m8歩」が身体に染み付いてくると、不思議なことにフィールド上のどこにいても、自分の位置が感覚でわかるようになってくるんです。
この「身体をコントロールできている感覚」が芽生えると、練習が一気に楽しくなってきますよ♪
コンテ(設計図)が「生きた芸術」になる瞬間
マーチングには「コンテ(ドリル)」と呼ばれる、動きの設計図があります。
紙の上(最近はアプリですが)に描かれた点と線が、僕たちの動きです。
最初はただの「点」としての移動に必死です。
「次の小節で右に4歩、後ろに8歩…」なんて頭の中でカウントしながら動くので、正直、必死すぎて周りを見る余裕なんてありません。
でも、練習を重ねて全員の動きが揃ったとき、上から見ると美しい幾何学模様や、ハートの形、文字などが浮かび上がるんです。
自分一人はただの「点」だけど、全員が集まると「絵」になる。
この瞬間、自分が巨大なアートの一部になったような、ゾクゾクする感覚を味わえます。
これは座って演奏する吹奏楽では味わえない、マーチング特有の快感ですね!
たった数分のために数百時間をかける「狂気」と「感動」
マーチングのショーは、大会だと大体6分〜10分程度。
身も蓋もないことを言いますが、このたった数分のために、僕たちは夏休みを捧げ、休日を返上し、何百時間という練習を積み重ねます。
「コスパ悪くない?」って思うでしょ?(笑)
でもね、本番のラスト1音を吹き切り(叩き切り)、ポーズを決めた瞬間に浴びる、あの大歓声と拍手。
そして、汗と涙でぐちゃぐちゃになった仲間の顔を見たとき。
「あぁ、生きててよかった!!」
本気でそう思うんです。
あの脳汁が出るような達成感は、一度味わったらもう抜け出せません。まさに麻薬級です(笑)。
この感動を知っているから、僕みたいな大人が20年も続けているわけです。
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理由2:コミュ障でも大丈夫?「最強のチームワーク」が勝手に身につく
新入生の皆さんの中には、「人付き合いが苦手…」という人もいるかもしれません。
でも安心してください。マーチングをやれば、嫌でも(良い意味で)コミュニケーション能力と協調性が爆上がりします。
「連帯責任」が生む、本当の絆
マーチングは究極の団体競技です。
例えば、80人のバンドで、たった一人が歩く方向を間違えたらどうなると思いますか?
最悪の場合、他のメンバーと衝突して怪我をしたり、美しい隊列(フォーム)が崩壊してショーが台無しになったりします。
「プレッシャーやばすぎ…」って思いましたよね?
確かにプレッシャーはあります。でも、だからこそ「お互いに助け合う」という文化が自然と生まれるんです。
「あそこ、ちょっと歩幅狭くなってるよ」「楽器の角度、下がってるから気をつけて」
先輩後輩関係なく、声を掛け合わないと良いショーは作れません。
最初は怖かった先輩も、練習が終われば「今日あそこ頑張ってたね!」と声をかけてくれる。
苦しい練習を一緒に乗り越えた仲間とは、言葉以上の信頼関係で結ばれます。
パートを超えた「異文化交流」が面白い!
マーチングバンドには、大きく分けて3つのセクションがあります。
- ブラス(管楽器):メロディやハーモニーを奏でる、華やかな主役。
- バッテリー&ピット(打楽器):リズムを刻み、バンドの心臓となるパーカッション。
- カラーガード:フラッグ(旗)やライフルなどの手具を使って、視覚的に曲を表現するダンサー。
これ、全く違う役割の人たちが一つのフィールドにいるのが面白いところなんです!
例えば、カラーガードの華麗な動きにブラスが見とれて演奏をミスったり(笑)、バッテリーの激しいリズムに煽られてブラスのテンションが上がったり。
「音楽」と「身体表現」が融合する場所なので、自分とは違う才能を持った仲間と出会えます。
僕の経験的にも、マーチングで出会った仲間は、卒業してからも一生の付き合いになることが多いですよ。
結婚式の余興で集まって演奏する、なんてのも「マーチングあるある」です♪
社会に出ても役立つ「空気を読む力」
マーチングには「ドレッシング(整列)」という概念があります。
常に横の人、前の人を見て、間隔が均等になっているかを確認する作業です。
これをやっていると、日常生活でも「周りを見る力」が凄まじく鍛えられます。
「あ、今この人が困ってるな」「全体の流れが滞ってるな」といったことに敏感になるんです。
ズバリ、マーチング経験者は社会人になっても「気が利く」「視野が広い」と評価されることが多いです。
部活でやっていた「列を揃える意識」が、そのまま「組織での立ち回り」に活きるなんて、ちょっとお得じゃないですか?(笑)
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理由3:音楽だけじゃない!「マルチタスク能力」で脳が活性化しまくる
「歩きながら楽器を吹く」
これ、冷静に考えると人間離れしたことをやっていますよね。
マーチングは、音楽性だけでなく、身体能力や空間認識能力も同時に必要とされる「総合芸術」なんです。
これがまた、やりがいがあって面白いんですよ!
最初はパニック!でも人間って進化するんです(笑)
初心者の頃は、本当に脳みそがパニックになります。
- 足:左足からスタート、歩幅62.5cm、テンポ160…
- 手:運指(指使い)間違えないように、楽器の角度キープ…
- 目:指揮者を見る、周りとの間隔を見る、足元のポイント(目印)探す…
- 耳:周りの音を聴く、リズムを感じる…
- 口:息を吸う、良い音を出す…
これらを全部同時にやるんです。「無理ゲーじゃん!」って思いますよね?(笑)
でも、人間の適応能力ってすごいんです。
反復練習を繰り返すうちに、これらが無意識レベルでできるようになってきます。
この「できなかったことができるようになる」プロセスが、マーチングは他の趣味よりも圧倒的に多いんです。
昨日は歩くだけで精一杯だったのに、今日は音が出せた!
その小さな成功体験の積み重ねが、自分への自信に繋がります。
「魅せる」ことへのこだわりが楽しい
座奏の吹奏楽と大きく違うのは、「視覚的な演出」の重要度が高いことです。
衣装のデザイン、帽子の羽飾り、キラキラ光る楽器、鮮やかなフラッグ…。
「どうすればカッコよく見えるか?」「どうすればお客さんを楽しませられるか?」
というエンターテインメントの視点を常に持つことになります。
例えば、楽器を構える瞬間の「バシッ!」というアクション。
あれが全員揃った時のカッコよさといったら、もう鳥肌モノです。
自分たちがアイドルやスターになったような気分を味わえるのも、マーチングならではの特権ですね♪
運動神経が悪くても意外となんとかなる
「私、運動音痴だから…」と心配しているあなた。
ぶっちゃけ、球技が苦手でも足が遅くても、マーチングはなんとかなります!
なぜなら、マーチングの動きは「瞬発力」よりも「リズム感」と「反復練習」がモノを言うからです。
走るわけではなく(たまに走りますが笑)、音楽に合わせて動くので、ダンスに近い感覚かもしれません。
実際、運動部では補欠だったけど、マーチングではセンターでバリバリ活躍している、なんて子は山ほどいますよ。
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理由4:メンタルが鋼のように鍛えられます(これガチです)
4つ目の理由は、ちょっと精神論っぽくなりますが、これからの人生を生き抜く上で最強の武器になる「メンタル」の話です。
炎天下の練習を乗り越えた「謎の自信」
正直に言います。真夏の体育館やグラウンドでの練習は、サウナです。地獄です(笑)。
汗でTシャツが絞れるくらいになりますし、日焼け止めなんて塗っても30分で流れ落ちます。
(※だからマーチング部員は、靴下焼けやTシャツ焼けが勲章みたいになります)
でも、そんな過酷な環境で、重い楽器を持って練習をやり遂げたという経験は、
「あれに比べれば、大抵のことはマシだわ」
という、謎の自信を生んでくれます。
受験勉強で辛い時も、仕事で理不尽な目にあった時も、
「いや、真夏のコンテ練習に比べれば涼しいもんだ」と思えるようになるんです。
この「鋼のメンタル」は、一生の財産になりますよ。
失敗しても「次!」と切り替えるリカバリー力
ショーの最中はノンストップです。
もし演奏をミスったり、歩く場所を間違えたりしても、「すいません、やり直します」なんて言えません。
何事もなかったかのような顔(ポーカーフェイス)で、瞬時に立て直して次の動きに入らなければなりません。
この「引きずらない」「瞬時にリカバリーする」という能力。
これこそ、人生で一番大事なスキルじゃないでしょうか?
失敗は誰でもします。大事なのはその後どうするか。マーチングはそれを身体で教えてくれるんです。
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理由5:大人になっても続けられる!世界が広がる趣味になる
最後の理由は、マーチングが「部活だけで終わらない」という点です。
「一般バンド」という大人の遊び場
高校や大学で引退したら終わり…ではありません。
日本には、社会人や学生が混ざって活動する「一般マーチングバンド」がたくさんあります。
実は僕も、仕事をしつつ、週末は一般バンドで活動しています。
そこには、公務員、エンジニア、保育士、主婦など、全く違う職業の人たちが集まっています。
共通点は「マーチングが好き」という一点のみ。
年齢も職業も違う人たちと、一つの目標に向かって汗を流す。
これ、大人になってからはなかなか得がたい「青春」の延長戦なんです。
もちろん、プレイヤーとして引退した後も、指導者になったり、大会のスタッフをしたり、あるいは純粋なファンとして大会を観に行ったり。
マーチングという共通言語があるだけで、全国どこに行っても友達ができます。
観る専門になっても楽しい!
自分がプレイヤーだった経験があると、ショーを観る時の解像度が変わります。
「うわ、今のクロス(交差)ギリギリで凄かった!」「ここのブラスの音圧やばい!」など、玄人目線で楽しめるようになります。
毎年冬に行われる全国大会は、さながらアイドルのライブ会場のような熱気です。
一生楽しめる趣味が一つあるって、人生においてすごく幸せなことだと思いませんか?
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まとめ:迷っているなら、まずは一歩踏み出してみて!
ここまで、マーチングの魅力を暑苦しく語ってきましたが、いかがでしたか?
最後に、もう一度ポイントをまとめておきますね。
- 達成感が別格:「5m8歩」やコンテ作りは大変だけど、本番の感動は一生モノ。
- 最強のチームワーク:連帯責任だからこそ、パートを超えた深い絆が生まれる。
- マルチタスク能力:演奏×動き×演技で、脳と身体が進化する。
- 鋼のメンタル:厳しい練習を乗り越えた経験が、人生の自信になる。
- 一生の趣味:大人になっても続けられるし、仲間が増え続ける。
正直、楽な部活ではありません。「ゆるくやりたい」という人にはおすすめしません。
でも、「何か一つ、本気で打ち込めるものが欲しい」「学生生活で、忘れられない思い出を作りたい」と思っているなら、マーチングは最高の選択肢です。
最初は楽器が持てなくても、歩き方が変でも大丈夫。
先輩たちもみんな、最初はそこからスタートしました。
百聞は一見にしかず。
ぜひ一度、グラウンドや体育館に見学に行ってみてください。
そこには、あなたの人生を大きく変える「熱い世界」が待っていますよ♪
皆さんが素敵なマーチングライフをスタートできることを、心から応援しています!
いつかどこかの大会会場で会えるかもしれませんね(笑)。
