横断歩道は「5m8歩」の実験場?一般人には理解不能なマーチング民の謎習慣7選

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目次

はじめに:街中で「左足」から歩き出す人を見かけたら、それは仲間です(笑)

こんにちは!20年以上マーチングの世界にどっぷり浸かっている、自称「マーチングおじさん」こと、ブログ管理人の僕です。

突然ですが、皆さんは街を歩いているとき、無意識に「横断歩道の白線の幅」を気にしたことはありませんか?
あるいは、スーパーで流れるBGMに合わせて、キッチリとした歩調で歩いてしまった経験は?

「そんなことあるわけないじゃん」と思ったあなた。あなたは正常な一般の方です(笑)。
でも、「あ、それ私だ…」とドキッとしたあなた。ようこそ、こちらの世界へ!あなたは立派なマーチング民ですね?♪

華やかな衣装を着て、楽器を演奏しながら一糸乱れぬ隊列を組むマーチングバンド。
一見キラキラした世界に見えますが、ぶっちゃけその裏側は、地味で過酷な練習と、一般人には到底理解できない「謎のこだわり」で満ち溢れているんです。

今回は、長年この業界にいる僕が目撃してきた(そして僕自身もやらかしている)、マーチング経験者特有の「謎習慣」を7つ、厳選してご紹介します。
ただの笑い話にするつもりはありませんよ?実はこれらの習慣、マーチングにおける「基礎技術の重要性」と密接に関わっているんです。

これからマーチングを始める初心者の方も、ベテランの方も、「あるある!」と笑いながら、その奥にある深~い理由を知っていただければ嬉しいです!

日常が練習場!?無意識に出ちゃう身体のクセ

マーチングをやっていると、日常生活のあらゆる場面が練習フィールドに見えてくるんですよね。
まずは、身体に染み付きすぎて取れなくなってしまった、悲しくも愛おしい「身体のクセ」から見ていきましょう。

1. 横断歩道は絶対的な「5m」の実験場

これ、マーチング民なら100%共感してくれるはずです(笑)。
横断歩道のあの白線とアスファルトの隙間、あれを見ると無意識に「歩幅調整」をしてしまいませんか?

マーチングには「5m8歩(ファイブ・エイト)」という絶対的な基準があります。
これは文字通り、「5メートルの距離を均等な8歩で歩く」という基本中の基本テクニック。
1歩のサイズは62.5cm。この歩幅が身体に染み付いていないと、フィールド上で迷子になってしまいます。

で、日本の一般的な横断歩道の白線って、幅が45cm~50cmくらいで、間隔も同じくらいなんですよね。
つまり、白線と隙間をセットで考えると、だいたい1メートル弱くらいのピッチになることが多いんです。

僕たちマーチング民は、この白線を見ると脳内で勝手に「ここは5m8歩でいけるか?」「いや、ここはちょっと広めだから6歩で調整するか?」なんて計算を始めてしまうんです。
信号が青になった瞬間、周りの人は普通に歩き出すのに、僕だけ一瞬スッと姿勢を正して、心の中で「ワン、ツー、スリー、フォー…」とカウントしながら白線を踏まないように(あるいはあえて踏むように)歩いてしまう。

ぶっちゃけ、周りから見たら「なんであいつ、横断歩道でそんなにキリッとしてるの?」って思われてるでしょうね(笑)。
でも仕方ないんです。僕らにとって地面にある一定間隔の線は、すべて「自分の歩幅を確認するためのメジャー」なんですから!

2. 左足から動き出すのは全人類の義務だと思っている

「一歩目は左足から」。
これはマーチングにおける憲法第1条みたいなものです。

普通の生活で、歩き出しの足なんて意識しませんよね?
でも、マーチングのドリル(動き)は、基本的にすべて左足スタートで設計されています。
これを間違えると、隣の人と足がぶつかったり、隊列が崩壊したりする大惨事に繋がります。

20年もやっていると、これが骨の髄まで染み込んでしまって、日常生活でも「右足から歩き出す」ことが気持ち悪くてできないんですよ。
例えば、駅の階段を登るとき。エスカレーターに乗るとき。自動ドアを抜けるとき。
無意識のうちに、必ず左足から踏み出しています。

もし何かの拍子に右足から出てしまったら、「あっ」と思って、わざわざ小さなステップを踏んで左足に修正することすらあります(笑)。
正直、一般の人には「どっちでもいいじゃん!」と言われる案件ですが、僕らにとっては死活問題。
左足が出ないと、なんとなく今日一日調子が悪い気さえしてくる…これ、病気ですかね?いいえ、マーチング愛です♪

3. BGMが流れると無意識にテンポを刻む(そしてズレるとイライラする)

スーパーやカフェでBGMが流れているとき、指先や足先でトントンとリズムを取ってしまう。
これもマーチング民あるあるですよね。

マーチングでは、メトロノームのような正確なテンポキープ(タイム感)が求められます。
だから、音楽が聞こえると脳が勝手にBPM(1分間の拍数)を解析し始めちゃうんです。
「あ、この曲はBPM120くらいだな、歩きやすいな」とか、「これはBPM144か、ちょっと早足になるな」とか。

一番困るのが、お店の有線放送とかで、ちょっとリズムがヨレている曲や、変拍子の曲が流れたときです。
ズバリ言いますが、気持ち悪くて買い物が手につかなくなります(笑)。

「そこで!そこでスネアが入るべきタイミングがズレてる!」とか心の中でツッコミを入れてしまって、商品棚の前で一人でモヤモヤ…。
逆に、自分の歩くテンポとBGMのテンポが完全にシンクロしたときは、まるで自分が映画の主人公になったかのような高揚感で、無駄に洗剤とか買いすぎちゃったりします。
音楽と動きが一致する快感を知っているからこその、悲しき性(さが)ですね。

会話も思考もマーチング脳!一般人置いてけぼりの謎言語

身体だけでなく、言葉や思考回路もマーチング仕様に書き換えられていきます。
一般社会でうっかり使ってしまって「え?」という顔をされた経験、皆さんにもありますよね?

4. 「ポイント」「インターバル」という言葉に過剰反応

仕事や学校で「この資料の重要なポイントは…」とか「休憩のインターバルは…」なんて会話、よくありますよね。
でも、僕たちマーチング民の脳内変換はちょっと違います。

僕らにとっての「ポイント」とは、フィールド上の絶対的な座標、つまり「命の次に大事な立ち位置」のこと。
そして「インターバル」とは、隣の人との距離感(間隔)のことです。

例えば、上司に「ポイントを外すなよ!」と怒られたとき。
一般的には「要点を間違えるな」という意味ですが、僕の脳裏には、体育館の床に貼られたビニールテープの印(ポイント)からズレて立っている自分の姿が浮かびます。
「はい!ポイントに乗ります!(物理的に)」と答えたくなりますが、グッとこらえています(笑)。

「インターバルを均等に」と言われたら、資料の行間ではなく、無意識に隣の席の人との距離を確認してしまう。
この業界用語が日常語と同じだからこそ起きるバグ、地味に厄介なんですよね。

5. 体育館の床のテープ跡を見ると解析し始める

これはかなりマニアックですが、体育館に入った瞬間、床を見る目が違います。
バスケットボールやバレーボールのラインに混ざって、剥がし忘れたビニールテープの跡や、マジックで書かれた小さな印(バミり)を見つけると、探偵のように推理を始めてしまうんです。

「ほう…この30cm間隔のポイント跡、さてはカラーガードの練習だな?」
「このセンターから広がる独特の曲線、ドラムコー(打楽器と金管楽器の編成)がコンテ(動きの設計図)を練習した跡に違いない…!」

一般の人にはただの汚れにしか見えないシミが、僕らには「先輩たちの汗と涙の結晶」に見えるんです。
ぶっちゃけ、床のテープ跡だけでご飯3杯いけるくらい語れる人もいますからね(笑)。
「あそこの団体はポイントシールに青を使ってるのか、渋いな」なんて、どうでもいい情報を収集してニヤニヤする。
完全に変人ですが、これがマーチング民の生態なんです。

実は理に叶ってる?過酷な環境が生んだサバイバル術

マーチング、特に夏の屋外練習は、まさにサバイバル。
その過酷な環境を生き抜くために身につけた特殊スキルは、日常生活でも(たまに)役立ちます。

6. 日焼けの跡が「勲章」であり「悩み」

マーチング民の夏は、日焼けとの戦いです。
でも、普通に小麦色に焼けるわけじゃありません。「変な焼け方」をするのが特徴です。

一番有名なのが「靴下焼け」。
練習では必ずスニーカーソックスやハイソックスを履くので、足首から下だけ真っ白で、ふくらはぎから上が真っ黒という、オセロみたいな状態になります。
これ、サンダルを履いた時にめちゃくちゃダサいんですよね…(笑)。

さらに、Tシャツの袖のライン、首元のライン、帽子やサンバイザーの跡。
楽器担当なら、ハーネス(楽器を担ぐ道具)の跡がくっきり残ることも。
これを僕らは「マーチング焼け」と呼んで、ある種の勲章のように誇らしく思っています。

「うわ、今年の夏もガッツリ焼けたね~」なんて言い合いながら、実は「これだけ練習したんだ」という自信を確認しているんです。
まあ、オシャレな服を着た時に絶望することには変わりないんですけどね!

7. 水分補給のスピードが異常に速い

練習中の休憩時間は短いです。
「はい、1分給水!」という号令がかかった瞬間、全員がダッシュで水筒(ジャグ)に向かいます。
そして、まるで砂漠で遭難していたかのような勢いで、スポーツドリンクを流し込みます。

この習慣のせいで、普段の食事でも飲み物を飲むスピードが異常に速くなってしまいました。
友人とカフェに行っても、アイスコーヒーが出てきた瞬間にズズズッと半分くらい飲んでしまって、「え、もうないの?喉乾いてたの?」と驚かれることもしばしば。

正直、ゆっくり味わって飲むという文化を忘れかけています(笑)。
でも、この「素早い水分補給スキル」のおかげで、夏場の熱中症対策は万全です。
身体が「飲めるときに飲んでおけ!」と記憶しているんですね。サバイバル能力としては優秀だと思いませんか?

ぶっちゃけ一番大事なのは「5m8歩」への執着心なんです

さて、ここまで笑える習慣を紹介してきましたが、最後に少しだけ真面目な話をさせてください。
特に最初の「横断歩道で歩幅を測る」という話。これ、実はマーチングにおいて最も重要な「基礎への執着」を表しているんです。

なぜ私たちは横断歩道で歩幅を測るのか?

マーチングの美しさは「統一感」にあります。
数十人、時には百人以上のメンバーが、縦横斜めのラインをピシッと揃えて動く。
この奇跡のようなシンクロを生み出す唯一の鍵が、「全員が共通の物差し(歩幅)を持つこと」なんです。

その共通言語こそが「5m8歩(62.5cm)」
この感覚が1センチでもズレていれば、隊列が長くなるにつれて誤差が大きくなり、最終的には美しい形(コンテ)が崩壊します。
だからこそ、僕たちは寝ても覚めても「今の歩幅は正しかったか?」と自問自答し続けるんです。

横断歩道で歩幅を確認してしまうのは、単なるクセではなく、
「いつでもどこでも、自分の身体を正確な定規にしておきたい」
という、プロフェッショナルな(あるいは変態的な)向上心の現れなんですよね。

地味な基礎練習こそが華やかなショーを作る

マーチングの練習(MM:マーチング・マニューバリング)は、正直言って地味です。
ひたすら歩いて、ターンして、停止する。その繰り返し。
華やかな衣装や楽器演奏の裏には、何千時間という「歩く練習」があります。

20年やってきて痛感するのは、「基礎をおろそかにするバンドに、感動的なショーは作れない」ということ。
派手な技や難しい曲に挑戦するのも良いですが、結局、観客の心を震わせるのは、全員の息がピッタリと揃った「ただの一歩」だったりするんです。

もしあなたが初心者で、「歩く練習ばっかりでつまらない…」と思っているなら、ぜひ街に出て横断歩道を歩いてみてください。
そして、白線に合わせて「5m8歩」を意識してみてください。
日常の中に練習を見出し、その地味な積み重ねを楽しめるようになった時、あなたは本当の意味で「マーチング民」になれるはずですよ♪

まとめ:変人?いいえ、ストイックな表現者です!

いかがでしたか?
一般人には理解不能な「マーチング民の謎習慣」、共感していただけたでしょうか?(笑)

  1. 横断歩道は歩幅チェックの実験場
  2. 左足スタートは絶対の掟
  3. BGMのテンポズレが許せない
  4. 「ポイント」という言葉に敏感
  5. 床のテープ跡を愛でる
  6. 日焼け跡は努力の証
  7. 給水スピードがアスリート並み

こうして並べると、やっぱりちょっと変わった人たちに見えるかもしれません。
でも、これらはすべて「より良いパフォーマンスをしたい」「仲間と揃えたい」という純粋な情熱から来ているものです。

僕たちマーチング民は、これからも横断歩道で歩幅を測り、左足から踏み出し続けます。
もし街中でそんな人を見かけたら、「あ、あの人も頑張ってるんだな」と温かい目で見守ってくださいね。
そして、あなた自身がそうなら、自信を持ってその「謎習慣」を貫いてください!

基礎を大切にするその姿勢が、いつか必ず最高のショーに繋がりますから。
それでは、次の練習でも元気にお会いしましょう!ワン、ツー、スリー、フォー!♪

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この記事を書いた人

マーチング歴20年以上のホルン吹きですが、現在はドラム、カラーガードなどもやっています。
高校から楽器を始めた初心者スタートでしたが、全国大会グランプリ受賞まで経験しました。 現在は社会人バンドで活動中。
ブログでは「綺麗な歩き方」や「5m8歩の極意」など、初心者さんがつまづきやすいポイントを解説しています。コンテ作成や練習方法のご相談もお気軽にどうぞ!

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