こんにちは!マーチングバンド歴20年超、いまも現役でプレイヤー兼指導に携わっている「マーチング先輩」です。
今日も楽器と体、バキバキにいじめてますか?(笑)
さて、今回はマーチングの練習において「ぶっちゃけ、これが一番上達する」と私が確信している方法についてお話しします。
それはズバリ、「スマホでの自撮り(動画分析)」です!
「え〜、自分の姿を見るの恥ずかしいし…」
「鏡があるからそれでよくない?」
そんな声が聞こえてきそうですが、はっきり言います。
鏡を見ているうちは、本番で通用する動きは身につきません。
なぜなら、本番のフィールドに鏡はないからです!
それに、自分が「できているつもり」の動きと、客観的に「見えている」動きには、皆さんが思っている以上に絶望的なギャップがあるんですよ…。
今回は、20年以上のキャリアを持つ僕が、なぜ自撮り練習が最強なのか、そしてスマホ1台で劇的に上手くなるための具体的な分析方法を、本音全開で解説していきます。
これを読めば、次の練習からスマホをセットせずにはいられなくなりますよ♪
結論:上手くなりたきゃ「現実」を見ろ!自撮りが最強のコーチである理由
まず結論から言ってしまうと、「動画は嘘をつかない」からです。
指導者に「足が上がってないよ!」「姿勢が悪い!」と何回言われても、「いや、自分ではやってるつもりなんだけどな…」とモヤモヤしたこと、ありますよね?
でも、動画を見れば一発です。
そこには、自分が思い描いていた「カッコいい自分」ではなく、必死な形相でズレまくっている「現実の自分」が映っているはずです(笑)。
身も蓋もないですが、この「現実」を直視することこそが、上達への最短ルートなんです。
「感覚」と「客観」のズレを埋める作業
マーチングって、演奏しながら歩いて、隊列(コンテ)を気にして…と、脳の処理落ち寸前で動いていますよね。
そんな極限状態では、自分の体の感覚なんて当てになりません。
僕の経験的にも、初心者の子が「足を高く上げているつもり」と言っている時の映像を見ると、実際には数センチしか上がっていない…なんてことはザラにあります。
- 自分の中の感覚(主観):「完璧に90度でターンした!」
- 実際の映像(客観):「軸がブレて、よろけながら回っている」
このズレを埋める作業こそが練習です。
動画を撮ることで、「自分の感覚では『やりすぎ』くらいで動かないと、映像では普通に見えない」ということに気づけるんです。
鏡練習の落とし穴
「スタジオの鏡でチェックしてます!」という熱心な方もいますが、これには大きな落とし穴があります。
それは、「鏡を見るために首や目線が動いてしまう」こと。
マーチングの基本姿勢(ポスチャー)は、目線が定まっていてこそ完成します。
鏡を見ながら練習していると、無意識に「鏡の中の自分」を追ってしまい、首の角度がおかしくなったり、ベル(楽器の朝顔)の向きがズレたりする癖がついちゃうんですよね。
その点、動画なら「本番と同じ目線・意識」で動いた結果を、後から冷静にチェックできます。
これが「自撮り」を推す最大の理由です。
20年選手の僕でも、動画を見て凹みます(笑)
偉そうに語っていますが、僕だって今でも自分の練習動画を見ては凹んでいます。
「うわ、今のターン、キレがないな…」「音の出だしで体がビクッてなってる…ダサっ!」みたいな発見の連続です。
でも、ベテランほど自分の姿を客観視する時間を大切にしています。
逆に言えば、伸び悩んでいる人ほど、現実を見るのを怖がって動画を撮らない傾向があるんですよね。
恥ずかしがっている場合じゃありません。スマホ1台で専属コーチが雇えるようなものなんですから、使い倒しましょう!
広告
スマホ1台で劇的進化!効果的な「撮影・分析」のテクニック
「ただ撮って見ればいい」というわけではありません。
漫然と撮った動画を見ても、「なんか下手だな〜」で終わってしまいます。
ここでは、マーチングの技術向上に特化した、具体的な撮影設定とチェックポイントを伝授します。
これ、有料級のノウハウですよ?(笑)
1. 設定は「60fps」が必須!スロー再生で粗探し
まず、スマホのカメラ設定を確認してください。
ビデオ設定に「1080p 30fps」とか「4k 60fps」とかありますよね?
画質はHDで十分ですが、重要なのは「fps(フレームレート)」です。
必ず「60fps」に設定してください。
マーチングは、一瞬のタイミング(アタック)を合わせる競技です。
30fps(1秒間に30コマ)だと、足が接地する瞬間や、ターンする瞬間の動きがブレてしまって、正確な分析ができません。
60fpsで撮影し、再生時に「スローモーション」や「コマ送り」を使って確認します。
そうすると、「あ、みんなよりワンフレーム早く足が着いてる!」とか、「方向転換の瞬間に膝が曲がってる」といった、肉眼では見えないミスが丸裸になります。
2. 「5m8歩」のガイドラインを作る
マーチングの基本歩幅といえば、「5m8歩(5メートルを8歩で歩く)」ですよね。
(※専門用語解説:マーチングにおける歩幅の基準。約62.5cmを一歩とするのが一般的です)
体育館や練習場にラインがあるなら、必ずそのラインを使って撮影してください。
もしラインがないなら、養生テープなどで「5メートル」の印を床につけましょう。
そして、撮影アングルは以下の2パターンを使い分けます。
- 真横からのアングル:歩幅が均等か、姿勢が前傾・後傾していないかチェック。
- 正面からのアングル:左右の揺れ(ローリング)がないか、楽器の角度が真っ直ぐかチェック。
特に「真横」からの映像は残酷ですよ〜(笑)。
自分では均等に歩いているつもりでも、1歩目が大きくて8歩目が詰まっている…なんて現象がよく分かります。
3. 音と動きの「シンクロ率」を見る
動画分析の素晴らしいところは、「音と動きのズレ」を確認できる点です。
メトロノームや音源を流しながら練習して、それを録画してください。
再生する時は、自分の足音が「カッ、カッ」と鳴っているタイミングと、メトロノームの音が完全に重なっているかを聴きます。
「耳で聴くリズム」と「体で刻むリズム」のズレこそが、演奏がバラつく原因です。
「裏拍(エンカウント)で足が一番高い位置にあるか?」
これをコマ送りで確認する作業は、地味ですがめちゃくちゃ効果があります。
広告
「見る」だけじゃダメ!PDCAを回すためのチェックリスト
動画を撮ったら、必ず「課題」を見つけて、次の1回で修正する。
この繰り返し(PDCAサイクル)ができて初めて意味があります。
僕が実際に後輩たちに指導している「自撮りチェックリスト」を公開します。
スマホのメモ帳にコピーして使ってくださいね!
【基本動作(MM)チェックリスト】
- アッパーボディ(上半身):
- 楽器の角度(ベルアップ)は下がっていないか?
- 肩に力が入って上がっていないか?
- 前後左右に揺れていないか?(画面の端を基準にすると分かりやすい)
- ローワーボディ(下半身):
- 膝が曲がっていないか?(ストレートレッグの場合)
- つま先は上がっているか?(ロールステップの場合)
- 歩幅は常に一定か?(最初の一歩が大きくないか?)
- タイミング:
- 音の出だし(アタック)と足の踏み出しは同時か?
- 方向転換(リア、フランク)のキレは鋭いか?
「理想の動画」と比較する
自分の動画を見るだけだと、「これでいいのかな?」と迷うことがあります。
そんな時は、YouTubeなどで「DCI(アメリカのトップ団体)」や、憧れの先輩の動画と並べて見比べてみましょう。
「同じ人間なのに、なんでこんなに動きが違うんだ!?」
と愕然とするはずです(笑)。
でも、そこが大事。
「膝の伸び具合が違う」「あごの角度が違う」といった細かい違いを見つけて、それを真似する。
「完コピ(完全コピー)」を目指して自撮りを繰り返すのが、一番の上達法です。
保存して「成長」を実感する
最後に、撮った動画はすぐに消さずに、定期的に保存しておくことを強くおすすめします。
練習がつらくなった時、1ヶ月前の自分の動画を見てください。
「うわ、1ヶ月前の自分、ヘッタクソだな〜!」と思えたら、それはあなたが成長している証拠です。
過去の自分と比較して「マシになっている」ことを確認するのは、モチベーション維持に最強の薬になります。
スマホの容量は食いますが、自分の成長記録だと思ってアーカイブしておきましょう。
広告
まとめ:スマホは最強の「鏡」であり「コーチ」だ!
いかがでしたか?
今回は、マーチング練習における「自撮り(動画分析)」の重要性と具体的なやり方について、熱く語らせていただきました。
ポイントをおさらいしましょう。
- 感覚は当てにならない! 動画で「現実」を直視するのが上達の第一歩。
- 設定は60fps! スロー再生やコマ送りで、ミクロのズレを修正する。
- 理想と並べる! 上手い人の動画と比較して、違いを徹底的に埋める。
ぶっちゃけ、練習中にスマホを立てて撮影するのは、最初は面倒くさいです。
周りの目も気になるかもしれません。
でも、上手い人はみんなやっています。
こっそり上手くなって、次の合奏やドリル練習で「あれ?あいつ急に動き良くなってない?」と周りを驚かせてやりましょう!
ちなみに、撮影には三脚が必須ですが、高いものは必要ありません。
100均のスマホスタンドでも、床に置くだけでもOKです(角度調整は工夫が必要ですが)。
まずは今日から、スマホのカメラを自分に向けてみてください。
あなたの劇的な進化、応援しています!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう♪
