鏡の前で何をする?自分の姿勢を美しく見せるための宅トレ・チェストアップ術
こんにちは!マーチングバンドの世界にどっぷり浸かって早20年、プレイヤーとしても指導者としても酸いも甘いも噛み分けてきた「頼れる先輩」です♪
突然ですが、みなさん。自宅での練習、鏡の前で何をしていますか?
「とりあえず楽器構えて、指回しの練習してるよ〜」
「コンテ(動きの設計図)を見ながら、足運びの確認をしてます!」
うんうん、どれも大事ですよね。でもね、ぶっちゃけて言わせていただきます。マーチングにおいて、一番大事なのは「ただ立っている時の姿勢」なんです。
「えー、歩いて演奏するのがマーチングでしょ?」って思いました?(笑)
甘い、甘いです!正直な話、トップレベルのバンドマンって、楽器を持って突っ立っているだけで「あ、この人上手いな」ってオーラが出てるんですよ。逆に、どんなに指が回っても、どんなに歩幅が正確でも、姿勢が悪いと全てが台無しになっちゃうんです。
特に重要なのが「チェストアップ」。これ、ただ胸を張ればいいって思っていませんか?
今回は、20年以上のキャリアを持つ僕が、自宅の鏡の前でこっそりできる「本当に美しい姿勢を作るための宅トレ術」を、本音ベースでガッツリ解説しちゃいます!これを読めば、次の練習で「あれ?なんか雰囲気変わった?」って言われること間違いなしですよ♪
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マーチングの命!なぜ「チェストアップ」がそんなに大事なのか?
まずは基本のキからお話ししましょう。「チェストアップ」って言葉、練習中に耳にタコができるくらい聞かされてますよね?(笑) でも、なぜそんなに大事なのか、ちゃんと理由を説明できますか?
指導者に「胸張れ!」って怒られるから…なんて理由じゃダメですよ!ここでは、なぜチェストアップがマーチングの命なのか、3つの視点から深掘りしていきます。
そもそもチェストアップって何?(初心者向け解説)
専門用語っぽく聞こえますが、直訳すれば「胸(Chest)を上げる(Up)」こと。でも、これには大きな誤解が含まれがちなんです。
初心者の子に「チェストアップして!」と言うと、大抵の子は「背中を反らして、顎を上げて、偉そうなポーズ」をとります。これ、大きな間違いなんです!(笑)
正しいチェストアップとは、「肋骨全体を骨盤から引き離すように持ち上げ、上半身を高く保つこと」を指します。背中を反るのではなく、体の内側のスペースを広げるイメージですね。
マーチングでは、重たい楽器を持って激しく動きますよね?その時、上半身(アッパーボディ)がフニャフニャだと、楽器が揺れて演奏どころじゃありません。チェストアップは、楽器を安定させるための「強固な土台」を作る作業なんです。
僕の経験上、これができていないと、どんなに厳しい歩き方の練習(MMと言います)をしても、身体がブレブレで上手くなりません。まずはここがスタートラインなんですよ。
ぶっちゃけ、姿勢が悪いと損することだらけ
身も蓋もないことを言いますが、マーチングは「見た目の芸術」でもあります。コンテストの審査員席から見ていると、姿勢が悪いバンドは、音が出る前から「あ、自信なさそうだな」って判断されちゃうんです。これ、本当に損ですよね?
姿勢が悪いことのデメリットを挙げてみると、こんなにあります。
- 音が飛ばない:胸が落ちていると肺が圧迫されて、深い呼吸ができません。結果、音が貧弱になります。
- すぐ疲れる:骨格で体を支えられないので、無駄な筋肉を使ってしまい、後半バテバテになります。
- 歩き方が汚くなる:重心が下がるので、足音がドタバタうるさくなります。
- 衣装が似合わない:これが一番イタイかも(笑)。せっかくのかっこいい衣装も、猫背じゃ台無しです。
「練習は頑張ってるのに評価されない…」と悩んでいる人は、技術不足ではなく、単に姿勢で損をしている可能性が高いんです。ズバリ言いますが、姿勢を直すだけで「上手く見える」なら、やらない手はないですよね?
20年の経験で断言!上手い人は「立ち姿」だけでオーラがある
僕がまだ現役バリバリだった頃の話ですが、全国大会常連校の練習を見学に行ったことがあるんです。そこで衝撃を受けたのは、演奏技術よりも、休憩中の彼らの立ち姿でした。
水を飲んでいる時ですら、なんとなく背筋が伸びていて、重心が高い。リラックスしているのに、決してダラッとしていないんです。
「あ、これが日常になってるんだな」と痛感しました。
マーチングが上手い人って、楽器を構えた瞬間にスイッチが入るんじゃなくて、普段から「体を美しく見せるための筋肉」が目覚めているんですよね。これを「パフォーマー・オーラ」と僕は呼んでいます(笑)。
鏡の前での練習は、このオーラを身につけるための儀式みたいなものです。自分自身に「私は美しい!」と言い聞かせる時間。ナルシスト上等!まずは形から入って、中身を追いつかせていきましょう♪
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鏡の前でチェック!美しい姿勢を作るための「宅トレ」完全ガイド
さて、ここからが本番です。自宅の鏡の前で具体的に何をすればいいのか、僕が実践してきた「宅トレ」メソッドを伝授します。
用意するものは「姿見(全身が映る鏡)」だけ。もしなければ、窓ガラスに映る自分でもOKですが、できれば全身が見える環境を作ってくださいね。
まずは「壁」とお友達になろう
鏡の前に立つその前に!まずは自分の姿勢の「基準(ゼロポジション)」を知るために、壁を使います。
壁を背にして立ってみてください。この時、チェックポイントは以下の4点です。
- かかと
- お尻
- 肩甲骨
- 後頭部
これら全てが、無理なく壁についていますか?
「頭をつけようとすると顎が上がっちゃう…」「腰と壁の隙間に拳が余裕で入る…」なんて人は要注意!それは普段の姿勢が歪んでいる証拠です。
理想は、腰と壁の隙間に「手のひら一枚分」が入るくらいのスペース。これ以上空いていると「反り腰」、ぴったりくっつきすぎていると「猫背」の傾向があります。
壁にお友達のように寄り添って、まずは真っ直ぐなラインを体に覚え込ませましょう。「これが真っ直ぐか…結構キツイな」と感じたら、それが成長の第一歩ですよ♪
鏡の前での正しい立ち方(セットポジション)
壁で感覚を掴んだら、そのまま一歩前に出て鏡の前に立ちましょう。ここからが「自分を見つめる時間」です。
まず足元。マーチングのスタイルにもよりますが、基本はかかとをつけてつま先を開く(バレエの1番のような形)か、肩幅に開く(パラレル)形が多いですよね。どちらにせよ、重心は「土踏まずの前あたり(母指球と小指球の間)」に乗せます。
かかと重心になっていませんか? かかとに乗ると、どうしても骨盤が後ろに倒れて、お腹がポッコリ出やすくなります。少し前傾かな?と思うくらいで丁度いいんです。
そして膝。ピン!と突っ張っていませんか? これ、ロック膝(反張膝)といって、膝を痛める原因になりますし、衝撃吸収ができません。膝は「緩める」のではなく「伸ばすけど力まない」絶妙なラインを探してください。
鏡の中の自分を見て、「地面から生えている一本の木」になったつもりで立ってみましょう。足の裏で床をグッと掴む感覚、ありますか?
これが本物のチェストアップ!肋骨を持ち上げる感覚
さあ、最重要課題のチェストアップです。ここで僕がよく使うイメージをお伝えしますね。
「みぞおちにフックをかけられて、クレーンで吊り上げられている」イメージを持ってください。
怖いですか?(笑) でも、それくらい「引き上げる」感覚が必要なんです。
具体的には、両手を肋骨(脇腹あたり)に当ててみてください。息を大きく吸い込むと、肋骨がグワッと広がって持ち上がりますよね?
はい、そこでストップ!
息を吐いても、その「持ち上がった肋骨の位置」をキープしてください。
これです!これがチェストアップです!
お腹周りの筋肉(インナーマッスル)がプルプルしていませんか? それが正解です。背中を反るのではなく、お腹の力で肋骨という鳥かごを高い位置に固定するんです。
鏡を見て、おへそが縦長に見えていたら成功です。横に潰れていたら、まだ落ちていますよ!正直、最初はめちゃくちゃキツイですが、これができるようになると楽器が驚くほど軽く感じられるようになります♪
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よくある勘違いをズバリ指摘!「反り腰」と「力み」を解消するコツ
「先輩!言われた通りやってるんですけど、腰が痛いです!」
「肩が凝って仕方ありません!」
はい、これ、初心者が必ず通る道です(笑)。頑張ろうとするあまり、間違った方向に力が入ってしまっているんですね。ここでは、よくあるNGパターンとその解消法を、ぶっちゃけトークで解説します。
胸を張ろうとして腰を痛めていませんか?
先ほども触れましたが、チェストアップ=背中を反る、ではありません。これ、本当に多い勘違いなんです。
鏡を横から見てみてください。お尻が後ろに突き出て、腰が極端に反っていませんか?いわゆる「出っ尻・鳩胸」状態です。
これだと腰椎に負担がかかりすぎて、ヘルニア予備軍になっちゃいますよ!怖っ!
解決策は「骨盤を立てる」意識です。尻尾を股の間にしまい込むようなイメージで、少しだけお尻の穴を締めてみてください。下腹部(丹田)に力が入り、腰の反りが解消されるはずです。
「上は引き上げる、下は安定させる」。上半身と下半身で別の仕事をするのがマーチングの難しいところですが、鏡を見ながらこのバランスポイントを探してみてください。
肩が上がっちゃう問題、どう解決する?
「胸を上げて!」と言うと、セットで肩まで上がっちゃう人がいます。これだと首が短く見えて、見た目が美しくないんですよね。いわゆる「いかり肩」状態。
マーチングにおいて、肩は常に「リラックスして落ちている」状態が理想です。
鏡の前で、一度思いっきり肩を耳に近づけるようにギュッとすくめてみてください。そして、一気に「ストン!」と脱力して落とす。
その「落ちた肩の位置」を変えずに、先ほどの肋骨持ち上げ(チェストアップ)を行ってください。
「首を長く見せる」と意識すると上手くいきますよ。白鳥になったつもりで、首をスッと伸ばし、肩は重力に任せて下げる。この「相反する動き」ができるようになると、一気にプロっぽい立ち姿になります♪
楽器を持った瞬間に崩れる姿勢への対処法
「手ぶらならできるんですけど、楽器を持つと崩れちゃうんです…」
わかります、わかりますよその気持ち!(泣) 楽器、重いですよね。特に金管楽器やバッテリー(打楽器)の人は大変です。
でも、だからこそ「宅トレ」なんです。
家で楽器を持てない場合は、2リットルのペットボトルや、少し重めの枕などを持って練習しましょう。
ポイントは、「モノを持った瞬間に重心が前に引っ張られないように、背中側の筋肉(広背筋)で支える」こと。
鏡の前でエア楽器を構えてみてください。腕を前に出した瞬間、背中が丸まっていませんか?
腕は前から生えているのではなく、背骨から生えていると思って、背中で腕を支える意識を持つと、チェストアップが崩れにくくなります。
「重さに負けない!」という根性論ではなく、「重さを骨格と体幹で支える」という物理的なアプローチを意識してみてくださいね。
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毎日のルーティンに取り入れよう!ながら練習で差をつける
ここまで読んで、「うわ、やることいっぱいあって大変そう…」って思いました?(笑)
大丈夫です!わざわざ「さあ練習するぞ!」と意気込まなくても、日常生活の中に姿勢トレーニングを組み込めばいいんです。
僕が20年間続けている、ズボラでもできる「ながら練習」を紹介します。
歯磨き中やテレビを見ながらできること
一番のおすすめは「歯磨きタイム」です。
洗面所の鏡の前、毎日立ちますよね? その数分間だけ、完璧な姿勢で歯を磨くんです(笑)。
- お尻をキュッと締める。
- お腹を引き上げる。
- 鏡の中の自分と目を合わせて「今日もイケてる」と確認する。
これだけで1日2回、必ずフォームチェックができます。
あと、テレビやスマホを見ている時もチャンス。CMの間だけは背もたれから背中を離して、チェストアップをキープする。これ、地味ですがめちゃくちゃ効きます。
「練習場だけで頑張る」のではなく、「日常を練習場にする」。これが上手くなる人の共通点ですよ♪
20年続けてわかった、継続こそが最強の武器
ぶっちゃけ、1日や2日頑張ったところで、劇的に体が変わるわけじゃありません。筋肉は正直なので、サボればすぐに元通りです。
でも、毎日少しずつ意識し続けると、ある日突然「あれ?なんか今日、楽器軽く感じるな」って瞬間が来るんです。これ、本当に感動しますよ!
僕も現役時代、最初は姿勢矯正ベルトが欲しいくらい猫背でしたが、半年くらい意識し続けたら、普段から「姿勢いいね」って言われるようになりました。姿勢が良くなると、不思議と自分に自信が持てるようになって、演奏にも積極性が出てくるんですよね。
心と体は繋がっています。チェストアップは、メンタルアップでもあるんです。
自分の姿を録画して客観的に見る勇気(笑)
最後に、究極の宅トレ術を。
「自分の姿をスマホで動画撮影する」こと。
鏡って、どうしても「キメ顔」しちゃうじゃないですか?(笑) でも動画は残酷なまでに現実を映し出します。
その場で足踏み(マークタイム)をしている自分を撮ってみてください。
「うわっ、頭揺れすぎ!」「肩が上がってる…」って、目を覆いたくなるかもしれません。
でも、その「気づき」こそが上達への近道なんです。自分のカッコ悪いところを直視できる人だけが、本当にカッコよくなれるんですよ。
誰に見せるわけでもないんですから、恥ずかしがらずにやってみてくださいね♪
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、マーチングの基本にして奥義、「チェストアップ」と「宅トレ姿勢術」について、先輩風を吹かせながら(笑)語らせていただきました。
まとめると、重要なのはこの3点!
- チェストアップは「背中を反る」のではなく「肋骨を引き上げる」こと。
- 壁と鏡を使って、自分の身体のクセ(反り腰・いかり肩)を知ること。
- 歯磨きタイムなどを利用して、日常的に「美姿勢」をキープすること。
たかが姿勢、されど姿勢。
立ち姿が変われば、呼吸が変わります。呼吸が変われば、音が変わります。そして音が変われば、あなたのマーチング人生がもっともっと楽しくなります!
次の練習で、仲間や先生に「なんか雰囲気変わったね!」と言わせちゃいましょう。
鏡の前での努力は、絶対に裏切りませんから♪
それでは、今日も良い練習を!応援しています!
