はじめに:1月の体育館は「地獄」か「天国」への入り口か
こんにちは!20年以上マーチングの世界にどっぷり浸かり、プレイヤーとしても指導者としても酸いも甘いも噛み分けてきた、マーチング馬鹿のブログへようこそ♪
さて、みなさん。1月、サボってませんか?(笑)
12月の全国大会や地域の大会が終わって、「あ~、やっと一息つけるわ~」なんてコタツでミカンを食べているそこのあなた!
ぶっちゃけ言いますね。その油断が、来シーズンの「負け」に直結してますよ。
「えー、先輩厳しすぎですよ~」って思いました?
でもね、これ、脅しでもなんでもないんです。僕が長年見てきた中で、「なぜあのバンドは毎年あんなに上手いのか?」という疑問の答えは、間違いなくこの1月、2月の過ごし方にあるんです。
華やかな衣装を着て、照明を浴びて演奏する姿はカッコいいですよね。でも、強豪校と呼ばれるバンドたちがこの時期、凍えるような体育館で何をしているか知っていますか?
彼らは、地味で、過酷で、正直見ているだけで眠くなるような「魔のルーティン」を徹底しているんです。
今日は、そんな強豪校の裏側にある「練習の質」と、絶対に避けては通れない「呼吸トレ」について、本音全開で暴露しちゃいます!
これから話す内容は、正直キツイです。でも、これを読めばあなたのバンドが変わるきっかけになるはずです。覚悟はいいですか?
それでは、いってみましょう!♪
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1月の過ごし方で決まる!強豪校と普通のバンドの決定的な違い
オフシーズンなんて存在しない?強豪校のメンタリティ
マーチングバンドにおいて、大会が終わった直後の1月〜3月は、一般的に「オフシーズン」と呼ばれがちです。
3年生が引退したり、新体制への移行期間だったりで、どうしても練習の強度が落ちるんですよね。これはある意味、仕方がないことでもあります。
僕も現役時代、「冬くらい休ませてくれよ…」って何度思ったことか(笑)。
でもね、全国金賞常連のような強豪校には、「オフシーズン」という概念がそもそも希薄なんです。
彼らにとっての1月は、「休み期間」ではなく「基礎工事期間」。
家を建てる時、基礎がグラグラだったら、どんなに立派な柱を立てても倒れちゃいますよね?マーチングも全く同じです。
僕がある強豪校の冬練習を見学させてもらった時の話なんですが、衝撃を受けました。
楽器なんてほとんど持たないんです。ひたすら体作り、筋トレ、そして歩行練習。
外は雪が降っているのに、体育館の中は部員の熱気と湿気で窓が曇り、みんなTシャツが汗でびしょ濡れ。
「あれ?ここって陸上部だっけ?」と錯覚するほどの光景でした。
「大会がない時期だからこそ、一番キツイ基礎ができる」
このメンタリティの差が、夏以降の爆発的な成長力の差になって現れるんです。正直、この時期に楽をしているバンドは、どんなに才能ある新人が入っても、夏には強豪校の背中すら見えなくなっていますよ。
基礎練習こそが「最強のエンターテイメント」を作る
「基礎練習なんてつまんないし、曲の練習したい!」
わかります、その気持ち。痛いほどわかります(笑)。僕も若い頃はそうでした。
でも、20年やってきて断言できるのは、「基礎のないショーは、見ていて不安になる」ということです。
マーチングは「歩きながら演奏する」という、人間にとって非常に不自然なマルチタスクを行う競技です。
上半身は優雅に楽器を演奏し、下半身はアスリートのように正確にステップを踏む。
この分離(セパレーションと言ったりします)ができていないと、音は揺れるわ、列は乱れるわで、お客さんはハラハラして楽しめないんですよね。
強豪校が1月に徹底するのは、この「身体操作の基礎」です。
例えば、体幹(コア)を鍛えること。足首の柔軟性を高めること。
これらは一見、音楽とは無関係に見えるかもしれません。でも、激しい動きの中で美しい音を出すためには、強靭なフィジカルが絶対に必要なんです。
ズバリ言っちゃいますが、「楽器が上手いだけ」ではマーチングでは通用しません。
「動ける身体」を作って初めて、スタートラインに立てる。強豪校はそれを骨の髄まで理解しているからこそ、冬の間、地味なトレーニングに命を懸けるんです。
「なんとなく」の練習が一番の毒!練習の質を高める思考法
ここで「練習の質」について、ちょっと厳しいことを言いますね。
あなたのバンド、冬の練習で「なんとなく」時間を過ごしていませんか?
- 先輩が来るまでダラダラおしゃべり
- メトロノームを使わずに適当なテンポで基礎合奏
- 休憩時間がどんどん伸びていく
これ、全部アウトです!(笑)
強豪校の練習がなぜ「質が高い」と言われるのか。それは、「1分1秒に目的を持っているから」です。
彼らは、例えば「ロングトーン(長く音を伸ばす練習)」一つとっても、ただ音を伸ばしているわけではありません。
「音の出だし」「音の処理」「音程」「音色」「ブレンド」…これら全てに神経を尖らせています。
だから、たった10分の基礎合奏でも、終わった頃にはヘトヘトになるんです。
逆に、何も考えずに1時間吹いても、それは「練習」ではなく「暇つぶし」です。
身も蓋もない言い方ですが、ダラダラ3時間やるくらいなら、集中して30分やって帰って寝た方がマシです。
1月の練習では、まずこの「意識の改革」から始めないと、どんなメニューをこなしても意味がありませんよ!
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【閲覧注意】地味すぎて泣ける「魔の呼吸トレーニング」
楽器を持たずにひたすら「吸って吐く」地獄
さて、ここからが本題。強豪校が冬に行う「魔のルーティン」の正体、その一つが「ブレスビルダー(呼吸トレーニング)」です。
管楽器(ホーンズ)にとって、息はガソリンです。ガソリンがなければ車は走りませんよね?
特にマーチングでは、動き回ることで酸素を消費するため、座奏(吹奏楽)の何倍もの肺活量とコントロール能力が求められます。
そこで行われるのが、楽器を持たずにひたすら「吸って、吐く」だけのトレーニング。
これ、文字にすると簡単そうに見えますが、実際にやると酸欠で視界がチカチカするレベルの苦行です(笑)。
例えば、「4拍で限界まで吸って、4拍で全部吐き切る」を延々と繰り返す。
テンポ160とかで。
もうね、肺が破裂するかと思いますよ。でも、強豪校はこれを毎日の練習の最初に、平気で30分とかやるんです。
僕の経験上、このトレーニングをサボっているバンドは、ショーの後半(ラスト1分くらい)で如実に音が痩せます。
逆に、冬にこの地獄を乗り越えたバンドは、ラストの一音まで極太のサウンドを響かせることができるんです。
地味すぎてインスタ映えなんて絶対にしませんが、効果は絶大です。
ブレない音は「腹圧」から生まれる
呼吸トレとセットで語らなきゃいけないのが「腹圧」です。
よく「お腹で支えて!」なんて言われますが、具体的にどういうことか分かりますか?
マーチングでは、歩く衝撃がどうしても楽器に伝わってしまいます。
その衝撃を吸収し、息の圧力を一定に保つためのクッション、それが「腹圧」です。
強豪校の呼吸トレは、ただ空気を出し入れするだけじゃありません。
腹筋、背筋、横隔膜を総動員して、「どんなに動いてもビクともしない空気の柱」を体の中に作る作業なんです。
これを鍛えるために、わざと走り回った直後にロングトーンをしたり、腹筋運動をしながら楽器を吹いたりする「変態的(褒め言葉)」なメニューをこなす学校もあります。
ぶっちゃけ、「そこまでする?」って思いますよね?
でも、そこまでするから、あの圧倒的な音圧が生まれるんです。
これを使えば、しんどい練習も少し楽になりますよ♪
「呼吸トレが大事なのはわかったけど、ただ吸って吐くだけじゃ飽きるし、効果が分かりにくい…」
そう思ったあなた、正直でよろしい!(笑)
僕も現役時代、ただの深呼吸に飽きてサボりかけたことがあります。
そんな時に役立つのが、呼吸に「負荷」をかける専用のトレーニング器具です。
これを使うと、吸う時や吐く時に抵抗がかかるので、短時間で効率的に呼吸筋(インナーマッスル)を鍛えることができます。
イメージとしては、「肺のダンベル運動」ですね。
何もなしでやるより圧倒的に「効いてる感」があるし、レベル調整もできるので、ゲーム感覚で肺活量をアップできます。
冬の間のコッソリ練習でライバルに差をつけたいなら、これは必須アイテムですよ!
練習の質を劇的に変える「意識の高さ」と「5m8歩の極意」
そもそも「5m8歩」って何?初心者にもわかりやすく解説
マーチングを語る上で避けて通れない専門用語、それが「5m8歩(ごメーターはっぽ)」です。
初心者の方のために噛み砕いて説明しますね。
マーチングのフィールド(30m×30mなど)は、実は見えないマス目で区切られています。
その基本単位となるのが、「5メートルを8歩で歩く歩幅」なんです。
計算すると、1歩あたり62.5cm。
これがなぜ重要かというと、マーチングの動き(コンテと言います)は、すべてこの歩幅を基準に設計されているからです。
「8カウントで次のポイントへ移動」という指示があった時、全員が正確に62.5cmで歩かないと、綺麗な図形(フォーメーション)は絶対に描けません。
つまり、「5m8歩」はマーチングにおける共通言語であり、絶対的な物差しなんです。
これがズレるということは、定規の目盛りが狂っているのと同じ。そんな定規で図面を引いたら、家は傾きますよね?
強豪校は「歩く」だけで数時間かける
ここでまた、強豪校の「魔のルーティン」の話に戻ります。
彼らはこの「5m8歩」を身体に染み込ませるために、1月にとんでもない時間を費やします。
「MM(マーチング・マニューバ)」と呼ばれる歩行練習。
ラインの上に立ち、メトロノームに合わせて、ひたすら8歩前進、8歩後退。
これを何百回、何千回と繰り返します。
「ただ歩くだけでしょ?」なんて思ったら大間違い!
強豪校の練習では、1歩踏み出すたびに先輩やコーチから激が飛びます。
- 「つま先の角度が甘い!」
- 「膝が曲がってる!」
- 「上体が揺れてる!」
- 「62.5cmじゃなくて63cmになってるぞ!」(←これマジで言われますw)
彼らは、ミリ単位の誤差を修正するために、冬の貴重な時間を捧げているんです。
楽器を吹く前に、まず「歩く機械」になる。
この徹底的な反復練習があるからこそ、本番であれだけ複雑な動きをしながら、涼しい顔で演奏できるんです。
僕の経験的にも、「MMが汚いバンドは、音も汚い」というのは真理です。
足並みが揃うと、不思議と音のタイミングも揃うんですよね。
ぶっちゃけ、ダラダラ練習するなら寝てた方がマシ
最後にもう一度、厳しいことを言わせてください。
この「歩行練習」、適当にやると本当に意味がありません。
間違ったフォームで100回歩いたら、「間違ったフォームを身体に覚え込ませる練習」をしたことになります。
これ、最悪ですよね?(笑)
間違った癖を直すのは、新しいことを覚えるより何倍も大変なんです。
だからこそ、「練習の質」が問われます。
強豪校の部員たちは、お互いに歩き方を見合ったり、スマホで動画を撮ってチェックしたりして、常に「正解」を追求しています。
指導者がいなくても、自分たちで指摘し合える環境。
これこそが、強豪校が強豪校たる所以(ゆえん)です。
もしあなたのバンドが、ただ音楽に合わせて漫然と歩いているだけなら…残念ながら、全国への道は遠いです。
でも逆に言えば、今この瞬間から「1歩」に対するこだわりを変えれば、劇的に上手くなる可能性を秘めているということでもあります!
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まとめ:冬の地味な努力が、夏の「奇跡」を生む!
いかがでしたか?
今回は、強豪校が1月に徹底している「魔のルーティン」について、ぶっちゃけトークで解説しました。
ポイントをおさらいしましょう。
- 1月はオフじゃない! 最強の基礎を作るための「ゴールデンタイム」です。
- 呼吸トレは裏切らない! 地味でキツイけど、音圧と安定感に直結します。
- 5m8歩は絶対正義! 歩幅のズレは心のズレ。ミリ単位でこだわりましょう。
- 練習の「質」を高めろ! ダラダラやるなら休む。やるなら脳みそフル回転で!
正直、こういう基礎練習って本当につまらないし、しんどいです。
「なんでこんなことやってるんだろう…」って虚しくなる日もあるでしょう。
僕も現役時代、雪かきをした後のグラウンドでMMをさせられた時は、心の底から帰りたいと思いました(笑)。
でもね、その「つまらない時間」の積み重ねが、夏の大会での「鳥肌が立つような瞬間」を作ってくれるんです。
観客がスタンディングオベーションをしてくれるあの景色は、冬の地獄を乗り越えた人だけが見られる特権です。
だから、今は歯を食いしばって、地味なルーティンを愛してください。
春が来て、久しぶりに外でドリルをした時、「あれ?身体が軽い!」「音がブレない!」って驚くはずですよ♪
さあ、明日からの練習、ちょっとだけ意識を変えてみませんか?
あなたのバンドが化けるのを、心から楽しみにしています!
