マーチングバンド団体を探す時に確認しておきたい事!

学生時代にマーチングをやっていた
社会人になって出来なくなってしまったけど本当はやりたい
大人になってからマーチングに出会ってやってみたい

そんな考えを抱いている方たち向けに、高校時代からマーチングを始め、大人になってもバリバリ活動している僕がマーチングバンド団体を探すために必要な事を解説していきます。
これを見れば、
マーチングを始めたいけどどの団体を選べばいいの?
どういうところを見ればいいの?
入団するのに必要なものは?

という悩みは解決されるので、マーチングバンド団体を探している方は参考にしてくださいね♪

きっと入りたいと思えるマーチングバンド団体に出会えるはずです!

※今回解説しているのはあくまでも僕個人としての主観です。チーム(団体)によって変わるはずですので参考程度でご覧下さい。

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目次

チーム(団体)を探す

目的としているマーチングバンド団体が普段どのあたりを拠点として練習しているのか?
これは結構大事なポイントです。
社会人のマーチングバンド(一般団体)は大体のところが日曜日に練習しています。
まぁ平日はメンバーの方も仕事してるから当然っちゃ当然なのですが、日曜日にしか練習がないところは朝からやっている事があります。
「30分寝坊した~」で30分の遅刻で済めばいいですが、交通の便が悪かったりすると1時間以上の遅れになっちゃう事もあるかもしれません。
もしくは、練習が延長しちゃってせいで自宅に帰れない…、などもあるかもしれません。
無理なく行動できる自分の活動圏内にあるマーチングバンドを探すのがオススメです。
とはいっても自分がやりたい系統のマーチングバンドがその団体しかないのであれば距離というのは多少の妥協が出来るポイントでもあります。
自分自身の気持ち次第ですからね♪
さすがに…自分が住んでいるところから新幹線を使わないと行けないような距離にある団体に入る人はいないと思いますが…。

自分がやりたい楽器があって所有してるならそれを使わせてもらえるか聞いた方がいいです。
金管楽器じゃないとダメフロントベル(ベルが正面を向いていること)じゃないとダメとか、団体によってはあります。特にガッツリやってる系のチーム(団体)は要注意。
例えばフレンチホルンを持ってるけどバックベルだから使用できないなど…。
楽器を所有していないならレンタル出来るか聞きましょう。
在庫があれば借りられるかもしれませんし、そもそもレンタルしかしていない(所有楽器完全NG)ところもあるかもしれません。
マーチングは見た目も大事なので、楽器も全て団所有で合わせている可能性があります。
また、レンタルする場合はなにか制約があるのかも確認しておきましょう

練習参加に関してはかなり厳しい縛りがあるチーム(団体)は存在します。
全国大会、世界大会を目指すようなところだと間違いなくあると言っても過言ではないかなと。
理由としては簡単で、
一人の練度の低さがそのまま全体の練度に響くから
です。
まぁマーチングなのでしょうがないんですけどね~。
もちろん毎回参加出来るのは理想ですが厳しい人もいるかもしれません。
なのでここは自分の事を客観的に捉えて、「月に何回行けるのか?」「どこまでならマーチングに時間を使えるか」をじっくりと考えましょう。
団体によっては平日や土曜日に練習をやっているところもあります。
例えば、日曜日の練習に行けない場合に他の曜日の練習日でリカバリー出来るのか。というのも一つ考える指針かもしれません。

学生バンドと違って社会人のマーチングバンドは運営資金を団員からの団費などで賄っているはずです。(スポンサーがいれば別ですが…)
なので、どこにいくらかかっているかを入団前に明確にする必要があります。
大体考えられるところとしては、
入団費(入団時に払う)
団費(毎月の固定費)
楽器レンタル費
衣装代
チケットノルマ(定演時など要注意)
合宿費(あれば)
練習費(あれば)
大会参加費
交通費

ざっとこのあたりでしょうか。
衣装代は結構痛いかもしれないです。しっかり作られてる&オーダーメイドなので高いんですよね~(笑)
楽器レンタル費も練習の度にかかるのか、本番だけなのか、曖昧にしがちですがチリツモで痛いです。
あとは地味に痛いのが交通費なんですよ!
一番最初に書いた練習場所との兼ね合いもあるので一概に言えませんが、練習場所までの交通費も自宅との往復で1,000円を超えてくると月換算でそれなりに大きくなると思います。
やっぱりお金に関わるところは後々のトラブル回避のために早めに解消しておくべきですね。

自分の希望するパートに入れるかどうかはそのチーム(団体)の空き枠次第。
同じパートばかりを集めてもしょうがないのでここは完全に運任せ。
もし空き枠がある場合にはどうしたらそのパートに入れるかを聞いておきましょう。
その時重要なのがオーディションの有無です。
オーディションがなければ別に構わないのですが、ある場合は「どういう事をやるのか?」「何が出来ていれば合格なのか」を聞けるだけ聞きましょう。
「そんなの聞けないよ~」
聞きましょう!
聞かないと対策取れないですし、聞いた方が「おっ?やる気あるなコイツ」と好印象かもしれません。そうなればもうけもんです(笑)
あとはオーディションに落ちた時に入団を止められるかどうかも聞けるなら聞いた方がいいです。
オーディション落ちたけど入団取り消し出来なくてやりたくもないパートをやってる、なんて辛すぎますから…。
多分ないと思いますがね(・∀・)

先述のパート空き枠と近いですが、チーム(団体)としての絶対数があります。
無尽蔵に増やす訳にもいかないでしょうし、先にあるコンテストなどの本番を目標に活動しているのであればドリルはすでに指導者の頭の中に構想があるでしょう。
例えば100人で書かれているマーチングであれば、それ以上にもそれ以下にもならないように調整しているはず。
そういった意味ではありますが、団員募集している以上はあまり気にしなくていいと思います。
やりたいパートの枠があるかは分かりませんが…。

見学は絶対に必要です。
入団したいと思ったチーム(団体)がどんな雰囲気なのかは最重要項目です!
コンテストで上位入賞を目指しているのか
コンテストには出るけど楽しくやりたいのか
コンテストはまったく出ないで楽しくやるっているのか

自分のやりたい事に合わせてチーム(団体)を探しましょう。

入りたいと思ってから入団まで

気になる団体を見つける

チーム(団体)を探すに書いた情報を元にマーチングバンドを探してみましょう。
マーチングバンド 地域名」で探してみるのはどうでしょうか。

担当者に連絡をする

見学してみたいチーム(団体)が見つかったらHPに記載されている担当者へ連絡をしてみましょう。
その時に、名前・年齢・経歴なども一緒に送ると話がスムーズに進むかもしれません。
もちろん名前だけでもOK。

見学に行く

実際に練習風景を見て自分に合うかどうか判断しましょう。
特に注意なのが、団員同士の関係性です。
学生ノリの変な上下関係などなく和気あいあいを練習をしてると自分もやっていて楽しいと思えるでしょう。
逆に、特定の人が幅を利かせてるところをもし見てしまった場合は入団は止めておいた方がいいです。
マーチングバンドは体育会系です。
超実力者達が集うチーム経験者とか本場アメリカ帰りとかだと、自分が全て正しい!とテングになっている方達も残念ながらいます。そしてそういった方々とやると楽しくやりたい気持ちが一気に吹き飛んでしまうのでマーチングが嫌いになってしまう可能性もあります。なので僕はオススメしません!
大人になっても上から精神的圧迫をされたいという稀有な方がいれば話は別ですが…。

入団するか止めるかを決める

見学に行った時に雰囲気、入団してからの制約等も踏まえて入団するかしないかを決意しましょう。
注意!
入団するなら2~3回は見学に行きましょう。
理由は先述した通り雰囲気をしっかりと感じ取るためです。
その上で「ここならやっていけそう」って思ったなら思い切って入団したい旨の連絡を担当者にしましょう。

もし入団しない場合も必ず担当者に連絡をして下さい。
社会人なら分かると思いますが、何の連絡も無く飛ぶってのは非常識すぎます
また、チーム(団体)の担当者からみても「この人はまだ考えてくれてるのかな?」と度々連絡をしてきてくれるかもしれません。
入団しないにしてもお互い無駄な時間を使わないためにちゃんとお断りの連絡をしましょう。
大事な事なのでもう一回。
いきなりの音信不通は非常識なのでやめましょう!

入団する

晴れて希望するチーム(団体)に入団ですね。
おめでとうございます!
これから辛い事や苦しい事もたくさんあるかと思いますが、それ以上に嬉しい事・楽しい事が待っています
これから楽しいマーチングライフを送って下さいね\(^o^)/

まとめ

という事で、マーチングを始めたい人向けにチーム(団体)を探す為に大事な事を解説してきました。
細かく言えばもっとあるのですがいきなりいっぱい説明しても消化しきれないと思うので本当に大事な事だけを書きました。
マーチングを始めたい、やってみたいって思ってる方々の参考になりますように!!

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この記事を書いた人

幼少期からギターやピアノなど色々な楽器に触れつつ小3〜中3の6年間は鼓笛隊にてマーチンググロッケンをやっていました。
高校の時からマーチングバンドをやり全国大会では高校の部でグランプリ(日本一)も取ることができました。
その後はマーチングバンドから離れ、小さなオーケストラ団体にいたり、出身の鼓笛隊の指導者として活動する傍ら、自分自身もマーチングをやりたいと思い現在は東京世田谷区のマーチングバンドに所属しています。

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