社会人になっても、あの「熱狂」を諦める必要なんてないんです。
こんにちは!マーチングの世界にどっぷり浸かって早20年以上。プレイヤーとしても指導者としても、酸いも甘いも噛み分けてきた「頼れる先輩」こと、ブログ管理人の僕です。
突然ですが、あなたは今、こんな風に思っていませんか?
「学生時代のあの熱い夏、もう一度味わいたいなぁ…」
「でも社会人になって仕事も忙しいし、練習についていけるか不安…」
「日曜だけの練習で、本当に上手くなれるの?」
その気持ち、痛いほどわかります!
社会人になると、どうしても「仕事」がメインの生活になりますよね。残業はあるし、付き合いもある。そんな中で、あえて過酷なマーチングの世界に戻ろうなんて、周りから見たら「物好き」かもしれません(笑)。
でも、ぶっちゃけ言わせてください。
社会人マーチング、最高に楽しいですよ!
学生時代とは違った「大人の本気」がそこにはあります。限られた時間の中で効率よく練習し、全国大会(JAPAN CUPやDCJ、M協全国大会など)で日本一を目指すチームは実在します。
ただ、チーム選びを間違えると、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりかねません。
20年以上この世界を見てきた僕の経験から断言しますが、社会人マーチングの充実は「チーム選び」で9割決まります。
今回は、日曜休み(あるいは土日休み)の社会人が、無理なく、でも本気で「日本一」を目指せるチームをどうやって探せばいいのか?
きれいごとは抜きにして、費用面や人間関係のリアルまで、ズバリ本音で解説していきますね!
「日曜だけ」でも全国は狙える!でも現実は甘くない話(練習頻度と密度のリアル)
まず最初に、一番気になる「練習頻度」についてお話ししましょう。
多くの社会人バンド(一般団体)は、基本的に「日曜日の終日練習」がメインです。土曜日はお仕事の人もいますし、家庭がある人もいますからね。
「えっ、週1回の練習で日本一になれるの?」って思いますよね?
結論から言うと、なれます。ただし、そこには「カラクリ」があるんです。
練習時間が短い分、求められる「自主練」の質がエグい
ぶっちゃけて言いますね。
週1回の全体練習だけで上手くなろうなんて甘い考えは、強豪チームでは通用しません(笑)。
日曜日の練習は、あくまで「合わせ」の時間なんです。
コンテ(動きの設計図)に合わせて動きを確認したり、セクションごとのアンサンブルを磨いたりする時間であって、個人的な譜読みや基本的な動作確認をする時間はほとんどありません。
つまり、「日曜日に練習に行く」のではなく、「日曜日に合わせるために、平日に準備を完了させておく」のが当たり前なんです。
僕の経験的にも、上手い人ほど平日の使い方がストイックです。
仕事終わりにカラオケボックスで楽器をさらったり、帰宅後にイメージトレーニングでコンテを読み込んだり…。
「5m8歩(5メートルを8歩で均等に歩く、マーチングの基本動作)」の感覚を忘れないために、通勤中に歩幅を意識しているなんて猛者もいますからね(笑)。
「日曜だけ」というのは、「拘束されるのが日曜だけ」という意味であって、「楽器に触れるのが日曜だけ」ではない。ここを勘違いして入団すると、周りのレベルについていけずに自分が辛くなってしまうので要注意です!
「日曜だけ」のチームに見られるスケジュールの特徴
「日曜だけなら楽勝じゃん♪」と思っているあなた、ちょっと待ってください。
強豪チームの「日曜練習」は、密度が半端ないですよ?
よくあるスケジュールはこんな感じです。
- 朝8:00:体育館や練習施設に集合(場所取りやライン引き)
- 午前中:ベーシック(基礎動作)、MM(マーチング・マニューバリング)、セクション練習
- 午後:ドリル(動き)練習、ランスルー(通し練習)
- 夜18:00:撤収・ミーティング
- その後:有志でご飯(ここが一番楽しい説もありますが笑)
どうですか? 丸一日潰れますよね?(笑)
しかも、大会前になれば「合宿」が入ったり、祝日も練習になったりすることがあります。
僕が以前所属していたチームでは、大会直前の1ヶ月間は「土日練習」に切り替わりました。
もちろん仕事の都合で休むことは許されますが、コンテに穴を開ける(自分のポジションが空く)ことになるので、代役を立てたり、周りに迷惑をかけない配慮が必要になります。
「日本一」を目指すということは、それだけの覚悟が必要だということ。
でも、だからこそ、日曜日の夜に仲間と飲むビールの味は格別なんですよねぇ♪
ぶっちゃけ、体力的には学生時代よりキツイ?
正直に言います。
キツイです。身体が悲鳴を上げます(笑)。
学生時代は毎日練習していたので、基礎体力が維持されていましたよね。
でも社会人は、平日はデスクワークで座りっぱなし…なんて人も多いはず。
そんな状態で、いきなり日曜日に重い楽器を持って、炎天下のアスファルトや体育館で走り回るわけです。
月曜日の朝、ベッドから起き上がれないほどの筋肉痛に襲われることもしばしば。
これを僕らは「幸せな痛み」なんて呼んで誤魔化していますが、身体のケアは本当に重要です。
特に、20代後半から30代にかけては、無理をすると腰や膝をやられます。
「ホーンズ(管楽器)」の人は楽器の重さが腰に来ますし、「バッテリー(打楽器)」の人は膝への負担が半端ない。
ガード(カラーガード)の人だって、柔軟性が落ちていると怪我の原因になります。
だからこそ、社会人バンドでは「効率的な身体の使い方」を学ぶ必要があります。
根性論だけでは続きません。整体に通ったり、良いインソールを使ったり、自分への投資も必要になってくるのが社会人のリアルですね。
入団前に必ずチェック!「見学」で見抜くべき3つのポイント(見学の重要性)
さて、ここからが本題です。
「よし、やってやるぞ!」と決意しても、どのチームに入ればいいか迷いますよね?
ネットで検索して、ホームページが綺麗だから…という理由だけで決めるのは危険です。
必ず「練習見学」に行ってください。これだけは絶対にサボっちゃダメです。
でも、ただボーっと練習を眺めているだけじゃ意味がありません。
20年の経験を持つ僕が、見学時にこっそりチェックすべき「裏ポイント」を教えちゃいます!
雰囲気だけで決めるのはNG!運営体制を確認せよ
見学に行くと、大抵の場合は優しく歓迎してくれます。
「わー!来てくれてありがとう!」「一緒にやろうよ!」なんて言われたら、悪い気はしませんよね?(笑)
でも、そこで舞い上がらないでください。
チェックすべきは、「練習がスムーズに回っているか」です。
- 集合時間は守られているか?(ダラダラ集まっていないか)
- 指導者やリーダーの指示は通っているか?
- 休憩時間の切り替えは早いか?
社会人バンドは、学生のように顧問の先生がいません。
団員たちが自分たちで運営しています。
だからこそ、運営がグダグダだと、練習時間の半分がミーティングや準備で終わってしまう…なんて悲劇も起こり得ます。
僕が見てきた中で「強いチーム」というのは、例外なく「時間の使い方がシビア」でした。
限られた日曜日の時間を1分も無駄にしない姿勢があるか。そこを厳しくチェックしてください。
ベテランと若手のバランスが語る「チームの寿命」
メンバーの年齢層も重要なチェックポイントです。
「ベテランばかりで安心感がある」と思うかもしれませんが、実はこれ、諸刃の剣なんです。
もし、メンバーのほとんどが30代〜40代で、20代の若手が極端に少ないチームがあったとしたら…
それは「新しい人が定着しにくい環境」である可能性があります。
逆に、若手ばかりで運営が未熟なチームだと、勢いはあっても組織として脆い場合があります。
理想的なのは、「経験豊富なベテランが要所を締めつつ、若手がのびのびとプレイしている」バランスの良いチームです。
見学の際、休憩時間に若手メンバーに話しかけてみてください。
彼らが楽しそうにしているか、それともベテランに萎縮しているか。
その表情に、チームの「未来」が映し出されていますよ。
練習場所へのアクセスは「継続」の生命線
これは本当に、身も蓋もない話ですが…(笑)。
家から通いやすいかどうか、これはめちゃくちゃ重要です!!
「日本一を目指すためなら、片道2時間くらい余裕です!」
最初はそう思うんです。情熱がありますからね。
でも、半年経ち、1年経つと、その移動時間がボディブローのように効いてきます。
日曜の朝5時に起きて、重い楽器を担いで電車に揺られ、帰りは夜10時過ぎ…。
これが毎週続くと、仕事が忙しくなったタイミングで「今日は休もうかな…」という悪魔の囁きに負けてしまいがちです。
特に社会人バンドは、練習場所(体育館など)を固定で持っていないことが多く、毎週場所が変わることも珍しくありません。
主な活動エリアが自分の許容範囲内か、車が必要な場所ばかりではないか(車の乗り合わせ制度はあるか)、しっかり確認しておきましょう。
「通いやすさ」は「続けやすさ」に直結します。
長く続けることが上達への近道ですから、ここは冷静に判断してくださいね。
意外とかかる?社会人バンドのお金事情を大暴露(費用面)
最後に、避けては通れない「お金」の話をしましょう。
ここ、一番気になりますよね?(笑)
学生時代は親が払ってくれていたかもしれませんが、社会人は全て自己負担。
「部費は月〇〇円です」と言われて安心していたら、後から追加徴収の嵐…なんてことも。
後悔しないために、入団前に確認すべき費用面のリアルをお伝えします。
部費だけじゃない!遠征費・衣装代のリアル
一般的に、社会人バンドの部費(団費)は、月額3,000円〜10,000円程度が相場です。
「なんだ、ジムに通うより安いじゃん♪」と思ったあなた、甘いです!(笑)
これに加えて、以下のような費用が発生する可能性があります。
- 衣装代:数万円(チーム指定のジャージや本番用衣装)
- 遠征費:全国大会に行くとなれば、交通費や宿泊費で数万円〜10万円
- 合宿費:年に数回ある場合、1回あたり1〜2万円
- チケットノルマ:自主公演や大会のチケット買取
特に「日本一」を目指すような強豪チームほど、遠征や外部講師の招聘にお金がかかる傾向があります。
年間トータルでいくらかかるのか、ざっくりでもいいので聞いておくことをお勧めします。
「お金がないから辞める」というのは、チームにとってもあなたにとっても一番悲しい結末ですからね。
楽器購入は必須?団所有楽器の有無を確認しよう
管楽器(ブラス)の場合、自分の楽器を持っているのが理想ですが、マーチング用の楽器(マーチングブラス)は高価ですし、座奏用とは違うものを使う場合も多いです。
多くの団体では「団所有の楽器」を用意していますが、数に限りがあったり、状態が悪かったりすることもあります。
パーカッション(バッテリー)は基本的に団の楽器を使いますが、スティックやマレットなどの消耗品は自己負担です。
また、カラーガードの場合は、手具(フラッグやライフル)だけでなく、練習着やテーピング代なども意外とかかります。
見学時に「楽器は借りられますか?」「メンテナンス費はどうなっていますか?」と聞いてみてください。
しっかりしたチームなら、楽器管理のルールも明確になっているはずです。
飲み会やイベント…「交際費」も計算に入れておく
これは必須ではありませんが…(笑)。
社会人バンドの醍醐味の一つは、練習後の「飲み会」や、オフシーズンの「遊び」です。
練習で汗を流した仲間と飲むお酒は最高ですが、毎週のように行けば出費も嵩みます。
また、メンバーの結婚式で余興を頼まれたり、お祝いをしたりといった「交際費」も発生します。
もちろん強制参加ではないチームがほとんどですが、チームの輪に入るためには、ある程度のお付き合いも大切。
「マーチング貧乏」なんて言葉もありますが、それ以上に得られるプライスレスな経験があるのも事実です。
お財布と相談しながら、無理のない範囲で楽しむのが長く続けるコツですよ♪
まとめ:最高の週末を手に入れるために、妥協せず探そう
いかがでしたか?
「日本一」を目指す社会人マーチングの世界、ちょっと厳しそうに見えたかもしれません。
でもね、これだけは伝えたいんです。
大人になってから、何かに本気で泣いたり笑ったりできる場所って、そうそうないですよ。
仕事のストレスも、日常のモヤモヤも、楽器を吹いて、仲間と歩調を合わせて、一つのショーを作り上げる瞬間には全部吹き飛びます。
あのアリーナの照明を浴びた瞬間の高揚感は、何物にも代えがたい麻薬みたいなものです(笑)。
日曜だけの練習でも、チーム選びさえ間違えなければ、あなたは間違いなく輝けます。
見学に行き、費用を確認し、自分のライフスタイルに合った「最高の居場所」を見つけてください。
もし迷ったら、まずは近くのチームの練習を見に行ってみましょう。
その一歩が、あなたの週末を劇的に変えるきっかけになるはずです。
フロアでお会いできるのを楽しみにしています!
それでは、また次回の記事で♪
