こんにちは!マーチングバンド歴20年超、人生の半分以上を楽器と共に歩んできた「マーチング先輩」です。
今日は、正直みんなが後回しにしがちな、でもめちゃくちゃ重要な「楽器のメンテナンス」について、本音で語らせてください。
突然ですが、皆さん。
「練習は頑張ってるのに、なぜか楽器の調子が悪い」
「ピストンが戻ってこなくて、早いパッセージで指が回らない」
そんな経験、ありませんか?
それ、ぶっちゃけ言いますね。
あなたの実力不足じゃなくて、メンテナンス不足です。
厳しいことを言うようですが、楽器の状態が悪いと、どれだけ練習しても上手くなりません。逆に言えば、正しいオイルやグリスを選んでケアするだけで、演奏技術がワンランクアップすることだってあるんです♪
今回は、20年以上の経験から導き出した「マーチングにおける正しいオイル・グリスの選び方」を、Amazonでサクッと買えるアイテムと共に解説します。
身も蓋もない話も交えつつ、初心者の方にも分かりやすく説明しますので、ぜひ最後まで付いてきてくださいね!(笑)
結論:マーチングの楽器ケアは「室内楽」とは別物!過酷な環境に耐えるオイルを選べ
まず最初に結論から言っちゃいます。
「吹奏楽部で配られたオイルをそのまま使っているなら、今すぐ見直してください!」
なぜかというと、マーチングの環境は楽器にとって「地獄」だからです(笑)。
砂埃、直射日光による高温、激しい動きによる遠心力…。優雅に座って吹く座奏とは、楽器にかかる負荷が全然違うんですよね。
だからこそ、選ぶべきは「持続力」と「防錆力」に優れたメンテナンス用品です。
適当な安いオイルを使っていると、本番の大事なソロでピストンが固まる…なんて悪夢を見ることになりますよ(これ、脅しじゃなくて実話です…)。
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なぜマーチングの楽器はすぐダメになる?その「汚れた真実」を知ろう
「メンテナンスなんて、音が鳴ればいいんでしょ?」なんて思っていませんか?
いやいや、甘いです!(笑)
僕の20年の経験上、マーチングバンドで使われる楽器の寿命は、普通に使われている楽器よりも圧倒的に短くなりやすいです。ここでは、なぜそんなにケアが必要なのか、その「汚れた真実」を深掘りします。
砂埃と汗のダブルパンチ!ピストンの中はジャリジャリです
マーチングの練習場所って、体育館だけじゃないですよね?
校庭、河川敷、駐車場…。外で練習することが多いはずです。
風が吹けば砂埃が舞います。その細かい砂が、楽器の隙間からピストンやスライドの中に入り込むんです。
想像してみてください。精密機械の中に砂を入れて高速で動かしているようなものです。
これが「ヤスリ」の役割をしてしまい、ピストンを傷つけ、スカスカにしてしまう原因ナンバーワンです。
さらに、マーチングはスポーツです。滝のような汗をかきますよね?
その塩分を含んだ汗が楽器に垂れ、ラッカーを剥がし、金属を腐食させます。
正直、練習後の楽器は「泥と汗の塊」だと思ったほうがいいです(笑)。だからこそ、普通のケアじゃ追いつかないんです。
「学校の楽器だからボロい」は言い訳!古い楽器ほどオイル選びが命
よく後輩から相談されるのがこれです。
「先輩、この楽器、学校の備品でボロいからピストンが動かないんです…」
ズバリ言います。
それ、ボロいんじゃなくて、あなたのオイル選びが間違ってるだけかもよ?
確かに学校の楽器は年季が入っています。ピストンとケーシング(ピストンが入っている筒)の隙間が摩耗して広くなっていることが多いです。
そこに、新品の楽器に使うような「サラサラの軽いオイル」を差しても、隙間が埋まらなくてスカスカになるだけなんです。
古い楽器には、少し粘度(ねばり気)のあるオイルを選んであげる。
たったこれだけで、「廃棄寸前」と思われていた楽器が「現役バリバリ」に蘇ることは、僕の経験上、山ほどあります!
【恐怖体験】本番のショーで「ソ」の音が戻らなかった話
これは僕がまだ現役プレイヤーだった頃の、消し去りたい記憶です(笑)。
夏の全国大会予選。炎天下のスタジアム。
僕はメンテナンスをサボり、数ヶ月前に買った古いオイルを適当に差して本番に臨みました。
ショーの中盤、トランペットの見せ場であるハイトーンのフレーズ。
勢いよくピストンを押した瞬間、「カチッ」という嫌な感触と共に、第1ピストンが下がりっぱなしに。
バネが戻ってこないんです。
その後の8小節、僕は必死に指でピストンを引き上げようとしましたが無理でした。音はずっと「ファ」のまま。
頭の中は真っ白。冷や汗が止まりませんでした。
原因は、「古いオイルが熱で揮発して、汚れがガムのように固まった」こと。
皆さんにはこんな思いをしてほしくないんです。だからこそ、ちゃんとしたオイルを使ってください!
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バルブオイルは「粘度」で選べ!Amazonで買える失敗しないオイル
では、具体的にどう選べばいいのか?
ポイントはズバリ「粘度(Viscosity)」です。
バルブオイルには、水のようにサラサラなものから、トロッとしたものまで種類があります。
「なんとなくヤマハの普通のやつ」を選んでいる人が9割ですが、ここをこだわるだけで指回りが劇的に変わりますよ♪
「サラサラ」か「ドロドロ」か?楽器の状態に合わせる方程式
覚え方は超シンプルです。
- 新品~5年以内の楽器 = 隙間が狭い = サラサラ(Light / Super Light)
- 標準的な楽器 = 普通 = 標準(Regular)
- 10年以上の古い楽器・学校の備品 = 隙間が広い = ドロドロ(Heavy / Vintage)
マーチングの場合、外で吹くのでオイルが乾きやすいです。
なので、「自分が思っているより一段階、粘度が高めのもの」を選ぶのが、僕のオススメする裏技です。
その方が油膜が長持ちして、砂埃からもピストンを守ってくれますからね。
迷ったらこれ!ド定番にして最強の「ヤマハ」シリーズ
「いろいろあって分からない!」という人は、とりあえずYAMAHA(ヤマハ)のシンセティックオイルを選んでおけば間違いありません。
昔のオイルは臭かったりしましたが(笑)、今のヤマハのオイルは化学合成(シンセティック)で、安定感が半端ないです。
特に学校備品の古いユーフォニアムやチューバを使っている人は、騙されたと思って「ヴィンテージ(粘度高め)」を使ってみてください。
「え、息漏れしなくなった!」と感動するはずです♪
【こんな人にオススメ】
・学校の楽器が古くてピストンがスカスカする人
・練習時間が長くて、途中でオイルを足すのが面倒な人
・とにかく失敗したくない人
これを使えば、練習中に「ピストン動かねぇ!」ってイライラする時間が減って、その分練習に集中できますよ♪
プロも愛用!滑らかさを追求するなら「ヘットマン」
もしあなたがマイ楽器を持っていたり、コンクールメンバーで「0.1秒の指の反応」を求めているなら、Hetman(ヘットマン)が最強です。
僕も現役時代はずっとこれでした。
独特のヌルッとした滑らかな押し心地で、カチャカチャいうノイズも減ります。
番号(1番:ライト、2番:ピストン、3番:クラシック)で粘度が分かれているので、自分の楽器に合わせて選べるのもプロっぽいですよね。
【こんな人にオススメ】
・早いパッセージを完璧に吹きたい人
・ピストンの「カチャカチャ音」が気になる人
・「先輩、いいオイル使ってますね」と言われたい人(笑)
少し値段は高いですが、その価値は絶対にあります。スムーズな指回りを手に入れましょう!
スライドグリスをナメるな!音程の良さはグリスで決まる
次は「グリス」です。
抜差管(スライド)に塗るやつですね。
「固まって動かなくても、チューニングさえ合えばいいや」
…なんて思ってませんよね?(ギクッとした人、正直に手を挙げて!笑)
マーチングでは、気温の変化でピッチが激しく変わります。
朝は寒くてピッチが下がり、昼は暑くて上がる。
その都度、ミリ単位で管を抜き差しできないと、バンド全体のハーモニーが崩壊します。
「スティック」と「ジェル」の使い分け、できてますか?
グリスには大きく分けて2種類あります。
リップクリームのような「スティックタイプ」と、容器に入った「ジェル(またはボトル)タイプ」です。
僕のオススメの使い分けはこれです。
- 主管(一番大きな抜差管): 長時間動かさないので、密着度の高い「スティックタイプ」または固めのグリス。
- 第1・第3抜差管(演奏中に動かすトリガー): スルスル動く必要があるので、液状に近い「チューニングスライドオイル」または柔らかいジェル。
特にトランペットやユーフォニアムで、演奏中に音程補正をする第3抜差管に、固いスティックグリスを塗っている子が多すぎます!
それじゃ指がつりますよ(笑)。場所によって使い分けるのが「デキる奏者」の証です。
最強のヌルヌル感!「ラ・トロンバ」しか勝たん
僕が20年間愛用し続けているのが、La Tromba(ラ・トロンバ)のスライドグリスです。
これ、正直ニオイはちょっと独特です(笑)。
でも、気密性と滑らかさが段違いなんです。
ほんの少し塗るだけで、真空のような吸い付きを見せてくれます。水分にも強いので、汗だくのマーチングでも流れ落ちにくいのが最高です。
【こんな人にオススメ】
・チューニング管が固くて、微調整に苦労している人
・一度塗ったら長持ちさせたいズボラさん(笑)
・本格的なメンテナンスを始めたい人
これを使えば、指揮者に「ピッチ高い!」と指摘された時、0.5秒で修正できるようになりますよ♪
練習後の「5分」が勝負!サボると楽器は死にます
最後に、アイテム選びと同じくらい大事な「習慣」の話をします。
どんなに高いオイルを買っても、使い方が悪ければ意味がありません。
練習が終わって、「疲れたー!」とすぐに楽器をケースにしまっていませんか?
それ、楽器を棺桶に入れてるのと同じです。
「水抜き」は親の敵(かたき)のようにやれ!
管の中に溜まった水分は、楽器を内側から腐らせます。
ウォーターキー(つば抜き)から水を抜くだけじゃ足りません。
必ず、楽器をぐるっと回して、管を抜いて、中の水分を完全に除去してください。
特にマーチングの練習後は、呼気だけでなく汗も混じっている可能性が高いので、塩分が大敵です。
僕の経験上、管が腐食して穴が開く(レッドロットと言います)のは、例外なく「水抜きが甘い人」の楽器です。
修理代で数万円飛ぶ前に、毎日の1分で水を抜きましょう。
表面の汚れは「専用クロス」で拭き取るべし
手汗や指紋がついたまま放置すると、そこからメッキが剥がれたり、変色したりします。
特にシルバー(銀メッキ)の楽器は、黒ずむと見た目が悪くなるだけでなく、下取り価格も暴落します(笑)。
タオルやジャージの袖で拭くのはNGです!
繊維が粗くて傷がつきます。
必ず楽器専用のポリシングクロスを使ってください。
Amazonで数百円で買えます。
これ一枚ケースに入れておくだけで、楽器の輝きが5年は長持ちしますよ。
【こんな人にオススメ】
・楽器をピカピカに保ちたい人
・「楽器を大切にしてるね」と褒められたい人
練習終わりの「お疲れ様」の気持ちを込めて、優しく拭いてあげてくださいね♪
まとめ:メンテナンスは演奏の一部!Amazonでポチってライバルに差をつけよう
いかがでしたか?
たかがオイル、されどオイル。
20年以上マーチングに関わってきましたが、「楽器が汚いのに上手い人」には出会ったことがありません。
メンテナンス用品は、Amazonで簡単に手に入ります。
わざわざ遠くの楽器屋さんに行かなくても、明日には届きます。
数百円~千円ちょっとの投資で、練習のストレスがなくなり、楽器の寿命が延びるなら、安いものですよね?
ぜひ、今回紹介したアイテムを使って、あなたの相棒(楽器)を最高のコンディションにしてあげてください。
楽器が喜べば、きっと本番で最高の音を鳴らしてくれますよ♪
それでは、良きマーチングライフを!
マーチング先輩でした!
