「親に内緒で入部しちゃった…」遠征費で親を説得する「マーチングの価値」プレゼン

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こんにちは!20年以上マーチングの世界にどっぷり浸かっている、自称「マーチング界の頼れる先輩」です。

さて、この記事を開いたあなた。もしかして……「親に内緒でマーチング部(または一般団体)に入っちゃった!」なんて状況じゃないですか?(笑)

そして今、じわじわと迫りくる「部費」や「遠征費」の徴収袋を前に、冷や汗をかいている……図星ですよね?

正直に言います。マーチングは、お金がかかります。
これはもう、身も蓋もない事実です。楽器のメンテナンス、衣装、そして何より練習場所への移動や大会への遠征費。普通の吹奏楽部よりも「動く」分だけ、余計にコストがかかるんです。

でもね、焦らないでください。僕も現役時代、親に頭を下げて支援してもらった経験がありますし、指導者側として親御さんの不安な顔もたくさん見てきました。

今回は、そんな僕の経験をフル動員して、「親に内緒で入部しちゃった」状態から、どうやって親を説得し、応援してもらうかという「起死回生のプレゼン術」を伝授します。

単に「やりたいからお金ちょうだい」じゃ、親の財布の紐は固いままです。
マーチングには、それだけのお金を払う価値がある「教育的効果」や「人間的成長」があるんです。そこを賢く、熱く伝える方法を一緒に作戦会議しましょう!

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目次

まずは現実を直視!マーチングにかかる費用の内訳とは?

親を説得する前に、まずは敵(というか現実)を知ることから始めましょう。
「部費は月〇〇円だよ」と伝えただけでは、後から「えっ、またお金かかるの!?」とトラブルになりがちです。

ぶっちゃけ、マーチングはお金がかかる趣味(部活)です。隠さずに洗い出すことが、親への誠意を見せる第一歩ですよ。

部費・月謝だけじゃない!見落としがちな「隠れコスト」

まず、毎月決まって払う「部費」や「団費」。これは基本中の基本ですが、マーチング特有の出費はその先にあります。

一番大きいのが「遠征費」です。
マーチングは広い体育館やアリーナが必要なので、練習のためにバスやトラックをチャーターして移動することが日常茶飯事です。
また、大会が県外で開催されることも多く、全国大会レベルになれば新幹線や飛行機、宿泊費がドカンとかかります。

さらに、地味に痛いのが「消耗品費」
例えば、マーチングシューズ。僕らは「5m8歩(ごめーとるはっぽ)」という、5メートルをきっちり8歩で歩く基本動作を何千回、何万回と繰り返します。
アスファルトの上で練習することもあるので、靴底の減りが尋常じゃないんですよ(笑)。
他にも、衣装の下に着るインナーや、手袋、テーピング代など、「チリツモ」で出費がかさみます。

これらを隠して入部したことがバレると、親御さんは「騙された!」と感じてしまいます。
まずは自分で年間にどれくらいかかりそうか、先輩や先生に聞いてリストアップしてみましょう。

強豪校・一般団体ほど高くなる?「本気度」と金額の比例関係

ズバリ言いますが、強いチームほどお金がかかります。
これは、より良い練習環境を求めたり、遠くの大会へ遠征したりする回数が増えるからです。

例えば、ショーの構成を作るために、プロの「アレンジャー(編曲家)」や「ドリルデザイナー(動きを作る人)」に依頼する場合、その委託費も部費から賄われます。
また、大会用の衣装(ユニフォームとは別の、その年のショーに合わせた衣装)を新調する場合もありますよね。

「なんでこんなにお金がかかるの?」と親に聞かれたら、
「本気で全国を目指す環境だからこそ、プロの指導や設備が必要なんだ」
と、その金額が「遊び」ではなく「本気の活動費」であることを伝える必要があります。

20年やってきた僕の感覚では、中途半端に安い費用でダラダラやるよりも、多少費用がかかっても本気で取り組むチームの方が、得られる経験値は段違いに高いです。
そこを「高いからダメ」ではなく「高いなりの価値がある」と変換して伝えるのがポイントです。

楽器や手具のメンテナンス費も忘れずに

マーチングは楽器を持って激しく動きます。
座って演奏する吹奏楽に比べて、どうしても楽器への負担が大きくなります。

管楽器ならピストンやスライドの調整、打楽器ならヘッド(皮)の交換サイクルが早いです。
カラーガード(旗を振るパート)なら、ポールの重り調整やフラッグの縫製などが必要です。

「部費に含まれている」場合もありますが、個人持ちのメンテナンス用品も多いはず。
後出しジャンケンにならないように、「こういう道具も必要なんだ」と正直に話しておきましょう。
親御さんは、後から「あれも買って」と言われるのが一番嫌なものですからね。

親を納得させる「魔法のプレゼン」構成案

さて、費用の洗い出しが終わったら、いよいよプレゼンです。
「内緒で入部しちゃった」という負い目がある以上、ただの「お願い」では通りません。

ここはビジネスマン顔負けの「投資対効果(ROI)」を意識したプレゼンで攻めましょう。
親にとって、あなたにお金を出すことは「投資」です。その投資で、あなたがどう成長するのかを示すんです。

感情論ではなく「社会人スキル」の習得をアピールせよ!

「楽しいからやりたい!」
これ、一番言っちゃいけないやつです(笑)。
親からすれば「楽しいだけで何万も払えるか!」ってなりますから。

代わりにこう伝えましょう。
「マーチングは、究極の集団行動だから、社会に出た時に役立つスキルが身につくんだ」と。

実際、マーチングはものすごいマルチタスク能力を要求されます。
足で5m8歩を刻みながら、指で複雑な譜面をさらい、耳で周りの音を聞き、目で指揮者と列の並び(ドレッシング)を確認する……。
これを数十人、百人単位で一糸乱れず行うわけです。

この経験を通じて、
・協調性(チームワーク)
・忍耐力(理不尽なまでの反復練習に耐える力)
・空間認識能力と段取り力
これらが嫌でも身につきます。

「将来、就職活動をする時に、マーチングで培ったこの粘り強さは絶対武器になる。だから、今のうちにこの厳しい環境で自分を鍛えたいんだ」
どうですか? これなら親御さんも「お、こいつ考えてるな」って思いませんか?

具体的な数字とスケジュールを提示する誠意を見せる

「いくらかかるか分からないけど、とりあえずお金ちょうだい」はNGです。
これは僕ら大人の世界でも一番信用を失うパターンです。

プレゼンする時は、紙に書き出しましょう。

  • 年間予定表(いつ大会があって、いつ遠征があるか)
  • 費用の概算(月々の部費×12ヶ月+遠征費予測+衣装代)
  • 支払い時期の目安

これを見せて、
「年間でこれくらいかかります。急に言われても困ると思うから、先に調べてきました」
と切り出します。

そして、ここが重要!
「このうち、〇〇円は自分のお小遣い(またはバイト代)で賄います。足りない分を支援してほしいです」
と、自分も痛みを伴う覚悟を見せること。

全額親任せにするのではなく、「自分も負担する」という姿勢が、内緒で入部したことへの「反省」と「本気度」を証明する最強のカードになります。

「内緒にしてごめんなさい」は最初に言うのが鉄則

プレゼンの中身も大事ですが、順番も大事です。
一番最初に、誠心誠意謝りましょう。

「どうしてもやりたくて、反対されるのが怖くて、先に名前を書いちゃいました。順番が逆になって本当にごめんなさい」

この一言があるかないかで、その後の話の入り方が全く違います。
親御さんが怒っているのは、お金のこと以上に「相談されなかった寂しさ」「子供の暴走への不安」だったりします。

まずは素直に謝る。その上で、上記のロジカルな説明をする。
この「感情(謝罪)」と「論理(メリット提示)」のサンドイッチが、説得の極意です♪

20年の経験から断言!マーチングで得られる「プライスレス」な財産

ここまでお金の話をしてきましたが、最後に僕の本音を語らせてください。
20年以上マーチングに関わってきて、費やしたお金と時間は計り知れません。
でも、「やらなきゃよかった」と思ったことは一度もありません。

親御さんを説得する時、あなたの言葉に熱を込めるために、マーチングがもたらす「プライスレスな価値」を知っておいてください。

厳しい練習を乗り越えた先にある「圧倒的な達成感」

マーチングの練習は、正直しんどいです(笑)。
真夏の炎天下、重い楽器を持ってひたすら歩く。何度も何度も「やり直し!」と怒鳴られる。
「コンテ(動きの設計図)」が配られた時はワクワクするけど、それを実際に動くとなると、隣の人とぶつかったり、テンポがズレたり、最初はカオスです。

でも、それが大会本番、たった7分〜10分程度のショーとして完成した時のあの瞬間。
最後の音が鳴り止んで、観客席から「ワーッ!」という歓声と拍手が降り注ぐ瞬間。
あの鳥肌が立つような感覚は、お金では絶対に買えません。

「自分たちはこれをやり遂げたんだ」という自信。
これは、その後の人生で辛いことがあった時、必ずあなたを支える心の柱になります。
親御さんにも、「そんな一生モノの体験をしたいんだ」と熱く語ってください。

一生の仲間と「人間力」の向上

マーチングは一人では絶対にできません。
全員の歩幅、呼吸、気持ちが揃わないと、美しい隊列(カンパニーフロントとかね!)は作れないんです。

だからこそ、仲間との絆は深くなります。
ぶつかり合うこともあります。「もっとちゃんと動いてよ!」と喧嘩することもあるでしょう。
でも、同じ釜の飯を食い、同じ目標に向かって汗を流した仲間は、卒業して何十年経っても「戦友」です。

また、先輩後輩の上下関係、荷物の積み下ろし、挨拶、時間厳守。
マーチングの現場は、社会の縮図です。
ここで揉まれた人間は、どこに行っても「使える人材」になります。

僕の経験上、マーチング経験者は就職してからも強いです。
「マーチングやってました」と言うと、「じゃあ根性あるね!」と採用担当者に好感を持たれることも少なくありません(笑)。
これは決して大袈裟な話じゃないんですよ。

親への感謝が自然と湧いてくる場所

不思議なもので、マーチングを続けていると、親への感謝が湧いてきます。
重い楽器を運んでくれたり、朝早くにお弁当を作ってくれたり、高い遠征費を出してくれたり。

大会の帰り道、バスの中でふと「ああ、親のおかげでこの景色が見られたんだな」と思う瞬間が必ず来ます。
その時、あなたは一回り大人になっているはずです。

説得する今は大変かもしれません。
でも、「絶対に成長して恩返しするから」という気持ちを伝えれば、親御さんはきっと応援してくれるはずです。

まとめ:誠意と熱意で「未来への投資」をお願いしよう

親に内緒で入部してしまったこと、それはもう変えられない事実です。
大事なのは、これからの行動です。

ただお金をねだるのではなく、

  1. まずは内緒にしていたことを素直に謝る。
  2. かかる費用を隠さず、具体的に提示する。
  3. マーチングで得られる「人間的成長」をプレゼンする。
  4. 自分も負担する覚悟を見せる。

このステップを踏んでみてください。

マーチングは、本当にお金も時間もかかります。
でも、そこで得られる経験は、あなたの人生を豊かに彩る最高の財産になります。
僕が20年続けているのがその証拠です♪

あなたの熱意が親御さんに伝わり、素晴らしいマーチングライフが送れることを、心から応援しています!
さあ、勇気を出して、プレゼン資料を作るところから始めましょう!

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この記事を書いた人

マーチング歴20年以上のホルン吹きですが、現在はドラム、カラーガードなどもやっています。
高校から楽器を始めた初心者スタートでしたが、全国大会グランプリ受賞まで経験しました。 現在は社会人バンドで活動中。
ブログでは「綺麗な歩き方」や「5m8歩の極意」など、初心者さんがつまづきやすいポイントを解説しています。コンテ作成や練習方法のご相談もお気軽にどうぞ!

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