「昨日の自分」を武器にしろ。大会が終わったあと、読み返してマジで泣ける記録の残し方

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こんにちは!マーチングバンドの世界にどっぷり浸かって早20年、プレイヤーとしても指導者としても「青春」を捧げ続けてきた、しがないマーチング馬鹿です(笑)。

突然ですが、皆さん。「昨日の練習で、自分が何回ミスして、何回成功したか」即答できますか?

……答えられないですよね?正直、僕も現役時代はそうでした。「今日はなんか調子よかったな〜♪」とか「あー、先生に怒られてヘコんだわ…」くらいの、ふわっとした感想しか残ってないこと、あるあるじゃないですか?

でもね、ぶっちゃけて言います。

その「ふわっとした記憶」のままだと、大会本番で足元をすくわれます。

厳しいことを言うようですが、マーチングは「再現性」の芸術です。なんとなく上手くいった1回よりも、なぜ上手くいったかを理解している1回の方が、100倍価値があるんです。

そこで今回提案したいのが、自分だけの最強の武器「マイブック(振り返りノート)」を作るという戦術です。

「えー、日記とか続かないし…」と思ったそこのあなた!安心してください。これは「丁寧な日記」じゃなくて、「未来の自分を救うための泥臭いデータログ」です。

20年以上のキャリアを持つ僕の経験的には、このノートがあるかないかで、大会終わりの涙の味が「悔し涙」になるか「嬉し涙」になるか決まると言っても過言じゃありません。

今日は、大会が終わった後に読み返してマジで泣ける、そして確実に上手くなる「記録の残し方」を、先輩風を吹かせながら(笑)伝授します!

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目次

記憶を信用するな!「昨日の自分」をデータ化する重要性

まず最初に、身も蓋もないことを言いますね。人間の脳みそなんて、都合のいいことしか覚えてないんです(笑)。

特にマーチングの練習って、夏場の炎天下とか、体育館の蒸し風呂状態の中でやるじゃないですか?あんな極限状態で、冷静に自分の課題を全部記憶しておくなんて、聖徳太子でも無理です。

だからこそ、「マイブック」という外部メモリが必要なんです。

マイブックには、日付と曜日しか入っていません。これは2026年のあなたがつくる、世界に一冊だけの本。どんなふうに使うかはあなたの自由です。日記をつづってもよし。手帳として持ち歩くのもよし。誰にも思いつかないオリジナルな使い方を試してみるのも、き っと楽しいでしょう。毎日使い続けて完成させたなら、他のどの本よりも記憶に残る、とっておきの「自分の本」になっているはずです。

「感覚」と「事実」のズレを埋める作業

例えば、マーチングの基本中の基本、「5m8歩(ごめーたーはっぽ)」ってありますよね?5メートルをきっちり8歩で歩く、あのアレです。

初心者の方のために補足すると、これは歩幅を均一にするためのマーチング界の「ものさし」みたいなものです。1歩あたり62.5cm。これを体に叩き込むのが最初の一歩なんですが……。

練習中に「今の8歩、ちょっと広かった気がするな〜」って思うこと、ありますよね?でも、実際にビデオで見返したり、ポイント(目印)を確認したりすると、実は「狭かった」なんてことがザラにあります。

この「自分の感覚」と「実際の動き」のズレを、その日のうちにノートに書き留めておくんです。

  • 感覚:広く取りすぎた気がした
  • 事実:実際は狭くて、ポイントに届いてなかった
  • 修正案:太ももの裏をもっと伸ばすイメージで歩く

ここまで書いて初めて、練習が「経験値」になります。書かないと、翌日も同じミスをして「感覚では直したつもりなのに!」って泥沼にハマるんですよね……。これ、僕も散々やらかしました(笑)。

スランプの時に「戻れる場所」を作る

長くシーズンを過ごしていると、必ず「何をやっても上手くいかない時期」が来ます。いわゆるスランプです。

そんな時、頼りになるのはコーチの言葉でも、先輩の励ましでもありません。「調子が良かった時の自分の記録」です。

「あれ?先月の合宿の時、どうやってあの速いパッセージ吹けたんだっけ?」

そう思ってマイブックを読み返すと、「息のスピードよりも、お腹の支えを意識したら当たった!」みたいな、過去の自分からのアドバイスが書いてあったりするんです。

これって、まさに「過去の自分」が「今の自分」を助けてくれる瞬間ですよね?この感動、ぜひ味わってほしいんです!

指導者の言葉を「翻訳」して残す

指導者の先生や先輩のアドバイスって、たまに抽象的じゃないですか?(笑)

「もっと歌って!」とか「そこは宇宙を感じて!」とか。「宇宙ってなんだよ!」ってツッコミたくなりますよね。

でも、その場では「はい!」って返事をするのがマーチングの掟。だからこそ、ノートには「先生の言葉」と「自分なりの解釈」をセットで書くんです。

「宇宙を感じて=ブレスを深く吸って、音の出だしを柔らかくする」

こうやって自分語に翻訳して記録しておくと、後で見返した時に「あ、この時の宇宙はブレスのことね」って冷静に思い出せます。これをサボると、大会直前に「宇宙って何だっけ……」ってパニックになりますよ(実話)。

ぶっちゃけ何を書く?「マイブック」の具体的な中身

「重要性はわかったけど、毎日書くとか正直めんどくさい……」

わかります!その気持ち、痛いほどわかります!練習でクタクタになって帰ってきて、ノート開くのなんて苦行ですよね。

だから、書く内容は「箇条書き」でOKですし、毎日書かなくてもいいです。その代わり、書くときは「本音」と「数字」を入れてください。

僕が推奨する、最強のマイブック構成はこれです!

1. 「コンテ(動き)」と「音楽」のリンクミスを洗い出す

マーチング特有の悩み、それは「動きと音楽の連動」ですよね。

「コンテ(動きの設計図)」の番号と、小節数を具体的に書いて、どこで事故が起きたかを記録します。

  • M(メジャー)35〜42: 後ろ歩き(リアマーチ)の時に、重心が後ろに下がりすぎて音が揺れた。
  • M58: ホーンズアップ(楽器を構える動作)が0.1秒遅い。隣の〇〇先輩と合ってない。

こんな感じで、「場所」と「原因」を特定して書くのがコツです。「全体的にダメだった」みたいなポエムは禁止です!(笑) それだと明日何をしていいかわかりませんから。

特に、初心者のうちは「ホーンズアップ」や「ターン」のタイミングがズレがち。ここを徹底的にメモるだけで、見違えるほど動きがシャープになりますよ♪

2. メンタルの「ゲロ」を吐き出す(閲覧注意!)

ここ、一番大事かもしれません。マイブックは誰にも見せない前提で、汚い感情も全部吐き出してください。

「今日のセクションリーダーの言い方がムカついた」「全然上手くならなくて辞めたい」「足が痛くて集中できない」

これ、書いていいんです。むしろ書いてください。

マーチングはチームスポーツなので、普段は周りに気を使って「いい子」でいることが多いじゃないですか?でも、ストレスを溜め込むと、いつか爆発してプレイに影響が出ます。

ノートに悪口や弱音を書き殴ると、不思議とスッキリして「ま、明日も頑張るか」って気持ちになれるんです。これを僕は「メンタルのデトックス」と呼んでいます。

ただし、このページだけは絶対に見られないように、厳重に管理してくださいね!(笑)

3. 今日の「自分への『いいね!』」を1つだけ書く

反省ばかりだと心が折れるので、最後に必ず「今日できたこと」を1つ書いて終わります。

「昨日はできなかった16分音符が、今日は指が回った!」「暑かったけど、最後までバテずに姿勢をキープできた!」

どんなに小さなことでもOKです。これを積み重ねると、大会前にノートを読み返した時、「自分、こんなに成長したじゃん……」って自己肯定感が爆上がりします。

ズバリ言いますが、大会本番で一番必要なのは技術じゃなくて「私はこれだけやってきたんだ」という根拠のない自信です。その自信を育てるのが、この「いいね!」の記録なんです。

大会が終わった後、そのノートは「宝物」になる

さて、いよいよ大会本番、そしてシーズン終了です。

結果が金賞だろうが、ダメ金だろうが、予選落ちだろうが、関係ありません。大会が終わったその夜、あるいは帰りのバスの中で、4月から書き溜めた「マイブック」を最初から読み返してみてください。

そこには、不器用で、悩みまくって、文句を言いながらも必死に食らいついてきた「あなた自身」がいます。

「点」が「線」につながる瞬間

読み返すと気づくはずです。

「あ、5月の自分、こんな簡単なことで悩んでたんだ(笑)」
「8月の合宿、マジで死にそうだったけど、ここがターニングポイントだったな」

日々の練習という「点」が、一冊のノートを通して一本の「線(ストーリー)」につながる瞬間。これがもう、涙腺崩壊モノなんですよ……!

僕も現役最後の大会の後、ボロボロになったノートを読み返して、結果以上に「やりきった自分」に感動して号泣しました。あの時のノートは、今でも捨てられずに本棚の奥にしまってあります。

次世代への「最強の教科書」になる

そして、あなたが上級生になった時、あるいは引退して指導する立場になった時、このマイブックは最強の参考書になります。

「後輩が同じところでつまずいてる……あ、自分はどうやって克服したっけ?」

そう思った時に、具体的な解決策がそこに書いてあるんです。あなたの苦労は、未来の後輩を救うヒントになるんです。そう思うと、毎日の記録も無駄じゃないって思えませんか?

デジタルもいいけど、やっぱり「手書き」推し

最近はスマホのアプリで記録する子も多いですが、僕はあえて「紙のノート」を推します。

なぜなら、マーチングの現場は砂埃と汗にまみれているから!(笑) それに、悔しい時に筆圧が強くなったり、涙で文字が滲んだり、図を書き殴ったり……そういう「熱量」が残るのは、やっぱり紙なんですよね。

雨に濡れてヨレヨレになった表紙すら、シーズンの勲章になりますよ♪

マイブックには、日付と曜日しか入っていません。これは2026年のあなたがつくる、世界に一冊だけの本。どんなふうに使うかはあなたの自由です。日記をつづってもよし。手帳として持ち歩くのもよし。誰にも思いつかないオリジナルな使い方を試してみるのも、き っと楽しいでしょう。毎日使い続けて完成させたなら、他のどの本よりも記憶に残る、とっておきの「自分の本」になっているはずです。

まとめ:昨日の自分を乗り越えて、最高のショーを!

長々と語ってしまいましたが、結論はこれです。

「練習しっぱなしにするな。昨日の自分を記録して、武器にしろ!」

マーチングは、一瞬の芸術です。本番の8分間〜12分間のために、何百時間という練習を積み重ねます。その膨大な時間を、ただ流れていく時間にするのか、確固たる自信に変えるのかは、あなたの「振り返り」次第です。

最初は「3行」でいいです。
・やったこと
・ダメだったこと
・明日の目標

これだけでいいので、今日から「マイブック」始めてみませんか?

大会が終わった時、そのノートを抱きしめて泣けるような、そんな熱いシーズンになることを、先輩として心から応援しています!

さあ、今日も練習頑張っていきましょう!Go! Marching! ♪

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この記事を書いた人

マーチング歴20年以上のホルン吹きですが、現在はドラム、カラーガードなどもやっています。
高校から楽器を始めた初心者スタートでしたが、全国大会グランプリ受賞まで経験しました。 現在は社会人バンドで活動中。
ブログでは「綺麗な歩き方」や「5m8歩の極意」など、初心者さんがつまづきやすいポイントを解説しています。コンテ作成や練習方法のご相談もお気軽にどうぞ!

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