はじめに:結論から言います。「未経験でも全国、全然行けます!」
こんにちは!マーチングバンドの世界にどっぷり浸かって早20年、今ではすっかり「古株」扱いされている僕です(笑)。
この記事を読んでくれているあなたは、きっとこんな不安を抱えているんじゃないでしょうか?
「音楽経験なんてリコーダーくらいしかないけど、あのカッコいいショーの一部になれるのかな?」
「社会人から始めても、周りの経験者に迷惑かけるだけじゃ…」
その気持ち、痛いほどわかります。僕も最初は楽譜すらまともに読めない状態からのスタートでしたからね。でも、結論からズバリ言わせていただきます。
楽器未経験でも、全国大会のフロアに立つことは可能です。しかも、決して夢物語ではありません!
ぶっちゃけ、マーチングにおいては「音楽の才能」よりも大切なものがいくつかあります。今日は、20年前の右も左もわからなかった僕自身にアドバイスするつもりで、才能の差を埋めて全国レベルへ駆け上がるための「唯一の方法」と「環境選び」について、本音全開で語っていきますね♪
ぶっちゃけ、マーチングは「音楽7割・体育3割」…いや、「体育7割」かも?
楽譜が読めることより「5m8歩」が刻めるかが勝負
いきなり身も蓋もないことを言いますが、マーチングバンドにおいて、座奏(吹奏楽)ほどの超絶技巧な演奏技術が求められるかというと…実はそうでもありません(もちろん、トップ中のトップは別ですが!)。
初心者がまず壁にぶつかるのは、楽器の演奏よりも「動き(ドリル)」なんです。
マーチングには「5m8歩」という絶対的な基本ルールがあります。これは、5メートルの距離をきっちり8歩で歩く歩幅(1歩あたり62.5cm)のこと。これがバンド全員で揃っていないと、どれだけ良い音を出してもショーは崩壊します。
逆に言えば、この「歩幅感覚」と「テンポキープ」さえ身体に叩き込めば、未経験者でも戦力になれるということなんです!
僕の経験的にも、吹奏楽コンクールで金賞を取った経験者より、運動神経が良くてリズム感のある未経験者の方が、マーチングの「動き」に関しては早く上達するケースを山ほど見てきました。だから、「楽器ができない」というだけで諦めるのは本当にもったいないんですよ。
「メンタル」と「体力」が才能を凌駕する瞬間
正直な話、夏の炎天下での練習や、重い楽器を持って歩き回る負荷は、想像以上にハードです(笑)。
ここで重要になるのが、音楽的才能ではなく「根性」と「体力」です。どんなに楽器が上手い人でも、バテてしまえば音は揺れるし、列は乱れます。未経験者のあなたが勝てるポイントはここです!
「先輩より先にバテない!」「誰よりも大きな声でカウントを出す!」
こういう体育会系なアプローチができる人は、技術が追いついていなくてもチームから信頼されます。「あいつ、音はまだこれからだけど、ガッツあるから全国メンバーに入れたいよな」となるわけです。これは建前じゃなく、ガチの本音です。
「個人のミス」より「全体の調和」が評価される世界
マーチングは究極の団体競技です。ソロで超絶技巧を披露する場面以外は、「周りに溶け込むこと」が正義とされます。
未経験者が目指すべきは、プロ並みの音色ではありません。「周りの人とタイミングを合わせる」「列を乱さない」ことです。これなら、才能に関係なく、練習量だけでカバーできると思いませんか?
僕が初心者の頃は、難しいパッセージ(旋律)は正直ごまかして吹いていないこともありました(時効ですよね?笑)。でも、動きだけは誰よりも完璧にこなしました。その結果、全国大会のメンバーに選ばれたんです。まずは「動きのプロ」を目指す、これが近道ですよ♪
「楽器を持ってない」は言い訳にならない!賢いレンタル活用術
数十万円の楽器、いきなり買う必要はありません!
「でも、マーチングの楽器って高いですよね? チューバとか100万円くらいするし…」
そう思って二の足を踏んでいるなら、今すぐその心配は捨ててください! ぶっちゃけ、初心者がいきなりマイ楽器を買う必要なんて全くありません。
多くの人は「楽器レンタル」というシステムをうまく使っています。特にマーチング特有の楽器(ビューグルやマーチングブラス)は特殊なので、個人持ちしている人の方が少ないくらいです。
僕も最初の3年間はずっと団の楽器を借りていました。メンテナンスさえしっかりすれば、借り物でも十分全国へ行けます。
社会人チーム(一般バンド)に入れば、ほぼ確実に借りられます
キーワードにある「社会人チーム(一般団体)」ですが、ここが未経験者にとっての救世主です。
多くの社会人チームは、団として楽器を所有しています。入団費や団費(月数千円程度が相場)を払えば、楽器は無料で貸し出してくれるところがほとんどです。
「楽器を持っていないから入団できません」なんて断られることは、まずありません! むしろ、「楽器は貸すから、身体ひとつで来てくれ!」という団体の方が多いですよ。
ただし、マウスピース(口をつける部分)だけは衛生面や自分に合ったサイズを選ぶために、個人で購入することを推奨されます。これなら数千円で済みますから、ハードルは低いですよね?
それでも個人練習したいなら「レンタルサービス」もアリ
もし、所属するチームの楽器が持ち帰り禁止だったり、自宅でも練習したい場合は、楽器店のレンタルサービスを利用する手もあります。
月額数千円からトランペットやトロンボーンを借りられます。「続くかどうかわからないのに何十万も出せない…」という人は、まずは半年間レンタルで試してみるのが賢い選択です。
練習環境を整えるのに、最初から大金を使う必要はありません。まずは「借りる」ことから始めて、浮いたお金は練習後のケアや、効率を上げるグッズに使いましょう!
ちなみに、練習の効率を上げるなら、絶対に欠かせないのが「正確なリズムを刻む相棒」です。スマホのアプリでもいいですが、専用機の方が音量もあって集中できますよ。
【先輩からのアドバイス】
練習中、スマホの通知が来ると集中力が切れますよね? このチューナーメトロノームなら、練習だけに没頭できますし、何より「形から入る」ことでモチベーションが爆上がりします(笑)
社会人チームこそ、未経験者が「化ける」最高の環境である理由
「教えたがり」の先輩が山ほどいる(笑)
社会人チームには、下は高校生から上は50代まで、幅広い年齢層が集まっています。そして、ここだけの話、社会人バンドのベテラン勢は「教えたがりの世話焼き」が多いんです!
学校の部活だと、先輩もまだ未熟だったり、上下関係が厳しすぎたりして聞きにくいことがありますよね? でも社会人チームは違います。「音楽が好き」「マーチングが好き」という純粋な情熱で集まっている大人たちなので、未経験者が入ってくると「沼に引きずり込もう」として(良い意味で)、手取り足取り教えてくれます。
僕も入団当初、練習後の飲み会で「あのステップのコツはね…」と、酔っ払った先輩から極意を伝授されました(笑)。こういうフランクな関係性の中で学べるのが、社会人チームの最大の魅力です。
「週末だけの練習」だからこそ、集中力が違う
社会人チームの練習は、基本的に週末(土日)のみです。毎日練習がある学生バンドと比べて練習量が少ないと思われがちですが、その分「密度の濃さ」が違います。
限られた時間で成果を出さないといけないので、ダラダラ練習する暇がありません。効率的な練習メニューが組まれており、未経験者でも短期間でポイントを掴みやすい環境になっています。
また、平日は仕事や学校があるため、自宅での「イメージトレーニング」や「基礎練習」の重要性が高まります。これが逆に、自律した練習習慣を身につけるチャンスになるんです。
多様なバックグラウンドが「自分の居場所」を作ってくれる
社会人チームには、元吹奏楽部の人もいれば、ダンス経験者、あるいは全くの未経験から始めたサラリーマンなど、本当に様々な人がいます。
「楽器が下手だから居場所がない」なんてことは絶対にありません。楽器の修理が得意な人、重い荷物を運ぶのが得意な人、コンテ(動きの設計図)を読むのが早い人…。それぞれの得意分野でチームに貢献できるのが社会人チームの良さです。
未経験のあなたも、きっと「これなら誰にも負けない!」という役割が見つかるはず。それがチームの力になり、結果として全国大会へと繋がっていくんです。
才能の差を埋める唯一の方法、それは「自分の姿を直視すること」
上手い人と自分の「ズレ」を可視化する
最後に、僕が20年間やってきて確信している、未経験者が最短で上達するテクニックを教えます。
それは、「練習を動画に撮って、死ぬほど見返すこと」です。
「えー、自分の下手な姿なんて見たくないよ…」
わかります! その気持ち、めちゃくちゃわかります!(笑) 画面の中の自分だけ動きが遅れていたり、姿勢が悪かったり…直視するのは拷問に近いですよね。
でも、これこそが才能の差を埋める唯一の方法なんです。上手い人は、自分の身体がどう動いているかを客観的にイメージできています。未経験者は、その「イメージ」と「実際の動き」にズレがあるんです。
スマホ一台でできる「一人反省会」のすすめ
具体的なやり方はこうです。
- 上手な先輩の動きをスマホで撮影させてもらう。
- 同じアングルで自分の動きを撮影する。
- 二つの動画を並べて見比べる。
- 「足の上がる高さ」「楽器の角度」「ターンのタイミング」など、具体的な違いを3つ見つける。
- 次の練習でその3つだけを意識して修正する。
これを繰り返すだけです。漠然と「もっと上手くなりたい」と思って練習するのと、具体的な修正点を持って練習するのとでは、成長スピードが10倍違います。
20年前の僕にこれを教えてあげたい…。当時はビデオカメラなんて高価なものでしたけど、今はスマホがありますからね。活用しない手はありません!
練習の質を変える「三脚」は必須アイテム
自撮りをする時、スマホを床に置いたり、誰かに頼んだりしていませんか? 毎回アングルが変わると、上達具合が比較しにくいですよ。
定点観測のために、安くてもいいのでスマホ用の三脚を用意してください。これがあるだけで、「さあ、練習するぞ!」というスイッチが入ります。
【先輩からのアドバイス】
練習場でスマホを立てかける場所に困った経験、ありますよね? この三脚なら、どんな場所でも安定して撮影できますし、自分のフォームチェックが劇的に楽になります。成長への投資としてはコスパ最強ですよ♪
まとめ:未経験という「真っ白なキャンバス」を武器にしよう!
長々と語ってきましたが、僕が一番伝えたいのは「未経験であることは、決してハンデではない」ということです。
変な癖がついていない分、正しい指導を受ければ、スポンジのように吸収して誰よりも綺麗なフォームを身につけることができます。実際、クセの強い経験者より、素直な未経験者の方が最終的に伸びるケースを何度も見てきました。
- 音楽の才能より、5m8歩の努力!
- 楽器は買わずにレンタルを活用!
- 社会人チームで先輩の技を盗む!
- 動画撮影で自分を客観視する!
この4つを意識すれば、全国大会の舞台は決して遠い夢ではありません。20年前の僕がそうだったように、あなたにもその景色を見てほしい。
あの広いフロアで、満員の観客から浴びる拍手と歓声…。あの震えるような感動は、一生の宝物になりますよ。
さあ、怖がらずに最初の一歩(62.5cm!)を踏み出してみませんか? 応援しています!
