練習場所難民を卒業しよう!体育館予約で「音出しOK」を勝ち取る交渉術

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練習場所がない!マーチングバンド界の永遠の悩みですよね?

こんにちは!マーチングバンドの世界にどっぷり浸かって早20年以上。プレイヤーとしても指導者としても、酸いも甘いも噛み分けてきた「先輩」ブロガーです。

さて、今日は全マーチング関係者が一度は頭を抱える、あの深刻な問題についてお話ししましょう。

ズバリ、「練習場所がない問題」です!

これ、本当に切実ですよね…。
昔は河川敷や大きめの公園で音を出していても、近所のおじちゃんおばちゃんが「元気だねぇ」なんて笑って許してくれた時代もありました。でも、今は令和。騒音問題には世間も厳しくなり、公園で金管楽器を吹こうものなら即通報…なんてことも珍しくありません(泣)。

となると、頼みの綱は「体育館」や「公民館」などの屋内施設になるわけですが、ここでもまた高い壁が立ちはだかります。

「吹奏楽? 音が大きいからダメ」
「マーチング? 床が傷つくから無理」

電話口で何度この言葉を聞いて絶望したことか…(笑)。
でも、諦めないでください!20年以上、場所確保に奔走してきた僕の経験から言わせてもらえば、断られるのは「伝え方」と「探し方」が惜しいからなんです。

今回は、門前払いを回避し、気難しい管理人さんから「音出しOK」を勝ち取るための交渉術と、穴場物件の探し方を、包み隠さずぶっちゃけて解説します。
練習場所難民を卒業して、思いっきり練習できる環境を手に入れましょう!

ぶっちゃけ、ネット検索だけじゃ「音出しOK」は見つかりません

まず最初に、身も蓋もないことを言いますね。
Googleで「〇〇市 体育館 予約」なんて検索して、自治体のホームページを眺めているだけじゃ、マーチングができる場所なんて一生見つかりません!

なぜなら、ネット上の情報は「建前」で書かれていることが多いからなんです。

自治体HPの「音楽利用◯」を信じてはいけない理由

施設のホームページにある利用案内に「音楽利用:可」とか「楽器演奏:◯」って書いてあるのを見たことありますよね?
これを見て「やった!ここならいける!」とぬか喜びしてはいけません。

正直に言いますが、この「音楽利用」が想定しているのは、多くの場合「合唱」や「ピアノ」、「アコースティックギター」レベルの音量なんです。
我々のような、トランペットがハイトーンをかまし、スネアドラムがバシバシ鳴り響く「爆音集団」は想定外なんですよ(笑)。

僕も昔、ネットで「楽器OK」と書いてある公民館を予約して行ったら、管理人さんに「えっ、そんな本格的なラッパ持ってくるの? 隣で囲碁教室やってるから無理だよ!」と、当日門前払いを食らったことがあります…。あの時の絶望感といったらもう…。

逆に、「音楽利用」について詳しく書いていない古い体育館でも、電話してみたら「ああ、うちは周りが田んぼだから、窓さえ閉めれば何やってもいいよ〜」なんて言われることもあります。
つまり、ネットの情報はあくまで「参考程度」であり、真実は現場(管理人さん)にあるということです。

Googleマップを「航空写真」にして探す裏技

じゃあどうやって探すの?って話ですが、僕がよくやる裏技を教えちゃいます。
それは、Googleマップを「航空写真モード」にして、地形から騒音が許されそうな場所を探すという方法です。

具体的には、以下のような条件の施設をピンポイントで狙います。

  • 工業団地の中にある体育館や勤労者センター
    (夜間や休日は工場が稼働していない、あるいは工場の稼働音が大きいため、楽器の音が紛れる)
  • 高速道路の高架下や、線路沿いの施設
    (もともと騒音がある環境なので、近隣住民の許容レベルが高い)
  • 山の中腹や、田んぼのど真ん中にある公民館
    (民家まで物理的な距離があるため、音が届かない)

「〇〇市 体育館」という文字情報で探すのではなく、「ここなら音を出しても迷惑がかからなそうだな」という地理的条件から逆算して施設を探すんです。
これ、意外と盲点なんですが、ヒット率かなり高いですよ♪

僕の経験談:結局は「足で稼いだ情報」が最強

20年以上やってきて痛感するのは、結局のところ「現地に行って直接話す」のが最強の検索方法だということです。

電話で「マーチングです」と言うと断られる場所でも、スーツを着て(あるいは清潔感のある服装で)菓子折り片手に直接出向き、「実はこういう活動をしていて、場所を探して困っているんです…」と相談すると、管理人さんの態度がガラッと変わることがあります。

「うーん、メインアリーナは無理だけど、地下の武道場なら防音扉があるから、そこならいいよ」
「日曜の夜なら誰もいないから、特別に使わせてあげるよ」

こんな風に、ネットにも載っていない、電話でも教えてくれない「裏メニュー」的な利用枠を提示してくれることがあるんです。
管理人さんも人間ですから、「困っている若者(やおじさん)」が誠意を持って相談に来れば、力になってあげたくなるものなんですよね。
ネットでポチポチ探す前に、まずは近隣の施設へ「ご相談」に行ってみることを強くおすすめします!

門前払いを回避する!体育館予約の「交渉術」虎の巻

さて、候補地が見つかったら次はいよいよ「予約(交渉)」です。
ここで最大のハードルとなるのが、施設側が持つ「マーチングバンド=破壊と騒音の権化」というネガティブなイメージです(笑)。

この誤解を解き、安心して貸してもらうための交渉テクニックを伝授します。

最初の電話が勝負!「マーチング」という言葉の罠

まず、最初の問い合わせ電話で絶対にやってはいけないこと。
それは、開口一番に「マーチングバンドの練習をしたいんですけど!」と言ってしまうことです。

一般の方(特に年配の管理人さん)にとって、マーチングバンドといえば「パレード」か「体育館中を走り回る激しい運動」というイメージ。
つまり、彼らの脳内では以下のような変換が行われます。

  • マーチング → 靴で床をガンガン踏み鳴らす → 床が傷つく!
  • マーチング → 大編成のブラスバンド → うるさい!近所迷惑!

結果、「うちはそういうのやってないんで…」とガチャ切りされて終了です。
これを避けるために、僕はあえて言葉を選んで伝えています。

「金管バンドの動作確認と、部分的な合奏練習をさせていただきたいのですが」
「吹奏楽のパート練習で、少し動きを伴う練習も含まれるのですが」

どうですか? 少しマイルドに聞こえませんか?(笑)
嘘をつくわけではありません。「マーチング」という、相手が身構えてしまう単語を避けて、具体的な行動内容(合奏、動作確認)を伝えるのがポイントです。
まずは話を聞いてもらう体勢を作ることが、交渉の第一歩ですよ。

「養生(ようじょう)」へのこだわりをアピールせよ

施設側が音と同じくらい、いや、それ以上に恐れているのが「体育館の床(フロア)へのダメージ」です。
バスケットボールやバレーボールと違い、マーチングは硬い靴で歩いたり、重い楽器を置いたりしますから、当然の懸念ですよね。

ここで、「大丈夫です、気をつけます!」なんて精神論を言っても信用されません。
プロ並みの「養生(ようじょう)対策」を具体的に提示することで、信頼を勝ち取るのです。

僕はいつも、交渉の際にこう伝えています。

「打楽器や重い機材の下には、必ず毛布と専用のゴムマットを敷きます」
「フロアに貼るポイント(位置決めの目印)は、粘着力の弱いメンディングテープを使用し、ガムテープやビニールテープは絶対に使いません」
「全員、靴底のチェックを行い、小石などが挟まっていないか確認してから入室します」

ここまで具体的に言えば、相手も「おっ、この人たちは施設のことを考えてくれているな」と安心します。
特に「ポイント」の話は重要です。初心者の団体だと、剥がした後にベタベタが残るビニールテープを平気で貼ってしまうことがありますが、これは施設側にとって最悪の行為。
「メンディングテープを使います」という一言は、マーチング経験者としてのマナーレベルを証明するキラーフレーズになりますよ!

音量対策の妥協案を持参する

最後に「音量」の問題です。
ここに関しては、施設の立地条件によってはどうしようもないこともありますが、こちらの「譲歩」を見せることで突破できる場合があります。

「窓とカーテンは全て閉め切って練習します」
「金管楽器はミュート(消音器)を付けた練習を中心に行います」
「打楽器は本番用の太鼓ではなく、練習台(パッド)のみを使用します」

もし、フル編成での合奏がNGでも、「バッテリー(打楽器隊)はパッド練習のみ、ホーンズ(管楽器隊)はミュート着用」という条件なら貸してくれる場所は意外と多いんです。
コンテ(動き)の練習をするだけなら、実際の音が出なくても、メトロノームとスピーカーからの音源さえあれば十分練習になりますよね?

「音が出せないなら意味がない」と諦めるのではなく、「動きの練習だけでもできる場所」として確保するのも、賢い運営戦略です。
まずは「条件付きでもOK」をもらい、実績を作ってから徐々に音出しの交渉をしていく…という長期戦もアリですよ♪

一度借りたら手放すな!「また貸してください」と言わせる利用マナー

苦労して予約できた体育館。ここを「一度きり」にするか、「常連」になれるかは、当日の皆さんの振る舞いにかかっています。
ぶっちゃけ、管理人さんをファンにさせたら勝ちです。

「来た時よりも美しく」は基本中の基本

これは小学校の遠足みたいですが(笑)、本当に大事です。
練習が終わった後のモップ掛け、ただ漫然とやっていませんか?

僕たちのバンドでは、モップ掛けはもちろんのこと、トイレのスリッパ並べ、洗面台の水滴拭き、玄関の靴箱整理まで徹底してやります。
マーチングバンドは人数が多いので、トイレや玄関が一気に汚れるんですよ。
ここをピカピカにして帰ると、管理人さんは感動します。

「若い人たちなのに、こんなに綺麗に使ってくれるなんて!」
この印象さえ植え付ければ、多少の音出しは大目に見てくれるようになるものです(これ、本当の話です)。

管理人さんを味方につけるコミュニケーション

施設に入るとき、帰るとき、事務的に鍵の受け渡しだけしていませんか?
それはもったいない!

「おはようございます!今日は暑いですね〜」
「おかげさまで、すごく良い練習ができました!床の状態が最高でした!」

こんな風に、一言二言の雑談を交わすだけで、人間関係は作れます。
特に「おかげさまで」という感謝の言葉は魔法です。
管理人さんも、自分の管理している施設を褒められて悪い気はしません。

仲良くなれば、「来月、他の団体のキャンセルが出たから、君たち使う?」なんて、こっそり優先的に情報を流してくれることも…。
場所確保は、結局のところ「人対人」の信頼関係なんですよね。

トラブル回避:近隣住民への配慮こそ命綱

最後に、施設の外でのマナーについて。
体育館の中では完璧でも、一歩外に出た瞬間に気が抜ける団体が多いです。

特に多いのが、駐車場での話し声や、積み込み中の車のアイドリング音
夜間の練習後、テンションが上がって駐車場で大声で笑ったりしていませんか?
機材車をバックさせるときに「オーライ!オーライ!」と叫んでいませんか?

近隣住民から「夜遅くにうるさい」とクレームが入ったら、その施設は一発で使用禁止になります。
管理人さんがどれだけ味方になってくれても、近隣からの苦情には勝てません。

「施設を出るまでが練習」ではなく、「家に帰るまでが練習」
この意識をメンバー全員で共有することが、大切な練習場所を守ることにつながります。

まとめ:誠意と工夫で「場所」を勝ち取ろう!

練習場所の確保は、マーチングバンド運営における生命線です。
どんなに素晴らしいショーを作っても、練習する場所がなければ披露することはできません。

今回ご紹介したように、ネットの情報だけでなく「足」と「交渉術」を使い、そして何より「誠意あるマナー」を見せることで、練習場所は必ず見つかります。

  • ネットの「×」を鵜呑みにせず、地形から穴場を探す
  • 「マーチング」という言葉に頼らず、具体的な練習内容と対策を伝える
  • 養生と清掃を徹底し、管理人さんを味方につける

この3つを意識して、ぜひ粘り強くアタックしてみてください。
皆さんのバンドが、のびのびと音を出して練習できる「ホームグラウンド」を見つけられることを、心から応援しています!

しんどい場所探しも、見つかった時の喜びはひとしおですよ♪
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

マーチング歴20年以上のホルン吹きですが、現在はドラム、カラーガードなどもやっています。
高校から楽器を始めた初心者スタートでしたが、全国大会グランプリ受賞まで経験しました。 現在は社会人バンドで活動中。
ブログでは「綺麗な歩き方」や「5m8歩の極意」など、初心者さんがつまづきやすいポイントを解説しています。コンテ作成や練習方法のご相談もお気軽にどうぞ!

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