【まとめ】マーチングの世界へようこそ!君が手にする「一生忘れない景色」の正体

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マーチングの世界へようこそ!君が手にする「一生忘れない景色」の正体

これからマーチングを始めようとしている君、あるいは「なんか面白そうだな」と少しだけ興味を持って覗いてくれたあなた。

ようこそ、底なしの「マーチング沼」へ!(笑)

20年以上この世界にどっぷり浸かり、プレイヤーとしても指導者としても酸いも甘いも噛み分けてきた僕が、最初に結論を言っちゃいますね。

マーチングは、「世界一過酷な文化部」でありながら、「世界一美しい景色が見られるスポーツ」です。

「え、楽器吹くんでしょ? 文化部じゃん」と思ったそこの君。甘い、甘すぎます!(笑)
正直に言いますが、マーチングは体力勝負です。重い楽器を持って歩き、走り、踊る。夏場の練習なんて、ぶっちゃけ修行僧みたいなもんです。

でもね、それだけキツイ思いをしてでも、何十年も辞められない大人が(僕を含めて)ゴロゴロいるんですよ。
それはなぜか?

「あの62.5cmの一歩を踏み出した先に、一生忘れられない景色が待っているから」です。

今回は、これからマーチングを始める君に向けて、専門用語の壁を取り払いながら、この世界のリアルな魅力と「ちょっとした覚悟」について、先輩として本音で語っていきますね♪

マーチングってぶっちゃけ何が楽しいの?座奏にはない「中毒性」の話

吹奏楽部に入ったはずが、「マーチングもやるよ!」と言われて戸惑っている人もいるかもしれませんね。
「座って優雅に演奏したいのに…」なんて思っていませんか?

わかります、その気持ち。僕も最初はそうでしたから(笑)。
でも、マーチングには座奏(座って演奏するスタイル)では絶対に味わえない、強烈な「中毒性」があるんです。

「音」と「動き」がパチッとハマった瞬間の快感

まず一番の魅力はこれです。音楽と視覚が融合する瞬間。
座奏は「耳」で楽しむ芸術ですが、マーチングは「目と耳」で楽しむ総合エンターテインメントなんですよね。

例えば、曲の盛り上がり(クライマックス)で、全員がバーン!と一斉に前を向き、音圧と共に隊形が美しく広がった瞬間。
この時、演奏している自分たちにも鳥肌が立つような電流が走ります。

「うわ、今、俺たち最強にかっこいい!」

って、演奏しながら本気で思えるんですよ(笑)。これ、ナルシストとかじゃなくて、空間を支配している感覚に近いんです。
足並みが揃う「ザッ!」という音、楽器が太陽や照明に反射してキラッと光る瞬間、そして重厚なハーモニー。
これらが全て計算通りにハマった時の快感は、一度味わうと脳内麻薬が出まくります。

20年以上携わっている僕の経験的には、この「ハマった瞬間」の快感を知ってしまうと、もう普通の生活には戻れません。それくらい強烈な体験なんです。

仲間との一体感はガチで「家族」レベル

マーチングは、一人のミスが命取りになる世界です。
座奏なら、誰かがちょっと音を間違えても誤魔化せるかもしれませんが(いや、ダメですけどね笑)、マーチングの場合、一人が動く場所を間違えると、誰かと衝突して楽器が壊れたり、怪我をしたりする危険があります。

だからこそ、お互いを信頼していないと動けないんです。
「あいつは絶対にあそこに来てくれる」と信じて、後ろ向きで全速力でバックしたりするわけですから。

そうやって厳しい練習を乗り越えた仲間とは、単なる「部活の友達」を超えた絆が生まれます。
ぶっちゃけ、家族よりも長い時間を一緒に過ごすことになるので、お互いの嫌なところも全部見えちゃいます(笑)。
汗だくで、化粧も落ちて、必死な形相で練習するわけですから、隠し事なんてできません。

でも、そうやって全てをさらけ出して一つのショーを作り上げた仲間は、一生の宝物になります。
僕も、20年前の現役時代の仲間とは未だに飲みに行きますし、当時の話で何時間でも笑い合えますよ♪

本番のフロアから見る景色は「魔法」がかかっている

そして何より、本番の景色。
アリーナやスタジアムのフロア(演奏する場所)に立った時、観客席からの視線が全て自分たちに注がれます。

照明を浴びて、熱気で少し霞んだ空気の中、指揮者の合図で一歩を踏み出す。
演奏が終わった瞬間に湧き上がる、地鳴りのような拍手と歓声。
「ブラボー!」という声が四方八方から降り注ぐあの瞬間。

「生きててよかったー!!」

大袈裟じゃなく、本気でそう思います。
練習の辛さも、筋肉痛も、先輩に怒られた記憶も、その瞬間に全部チャラになって、お釣りが来るレベルです。
この「景色」を見るために、僕たちは毎日あんなに重い楽器を担いで歩いているんですよね。

初心者が最初にぶつかる壁「62.5cm」の謎を解く!

さて、ここからは少し具体的な「技術」の話をしましょう。
マーチングを始めると、いきなり謎の数字や言葉が飛び交ってパニックになると思います。
先輩たちが当たり前のように使っているその言葉、ここでこっそり予習しておきましょう!

呪文のような「5m8歩」とは?

マーチングの世界には、全世界共通と言ってもいい「黄金のルール」があります。
それが「5m8歩」です。

これ、文字通り「5メートルの距離を8歩で歩く」という意味なんですが、計算してみてください。
500cm ÷ 8歩 = 62.5cm

そう、これが今回のキーワードである「62.5cm」の正体です!
マーチングでは、基本的にこの62.5cmの歩幅をキープして歩き続けます。
広すぎてもダメ、狭すぎてもダメ。常に一定の62.5cmで歩くことで、全員の距離感が保たれ、美しい隊形が作れるんです。

初心者のうちは、地面にポイント(目印)を置いて、ひたすらこの歩幅を体に叩き込む練習をします。
「イチ、ニ、サン、シ…」と数えながら、ミリ単位で歩幅を調整する。
地味ですよね?(笑) でも、これができないとマーチングは成立しないんです。

ぶっちゃけ、日常生活で歩いている時も、無意識に62.5cmで歩いてしまったり、タイルの継ぎ目を5m感覚で数えてしまったりするのは「マーチングあるある」です♪

歩き方が変?最初はロボットでOKです(笑)

マーチングの歩き方(MM:マーチング・マニューバリングと言います)は、普段の歩き方とは全く違います。
上半身を固定して、楽器がブレないように下半身だけでスムーズに移動する。
これを「ロールステップ(リアステップ)」なんて言ったりしますが、要は足の裏をタイヤのように転がして歩くんです。

最初はみんな、ガチガチのロボットみたいになります(笑)。
「上半身動かさないで!」「膝曲げないで!」「つま先上げて!」
先輩から矢継ぎ早に指示が飛んできて、頭がパンクしそうになるでしょう。

でも大丈夫、安心してください。
僕も最初はポンコツロボットでしたから!
人間の体は不思議なもので、毎日やっていると自然と筋肉が必要な動きを覚えてくれます。
最初は変な動きでも、一生懸命やっている姿はカッコ悪いことじゃありません。
むしろ、変にカッコつけて自己流でやる方が、後で修正するのが大変ですよ。

「コンテ」が読めないと迷子になる話

もう一つ、初心者を悩ませるのが「コンテ(ドリルシート)」です。
これは、自分たちがどこに動くかが書かれた「設計図」みたいなもの。

紙の上に無数の点や記号が書かれていて、「君はXの3だよ」とか言われます。
「Xの3ってどこだよ!」ってなりますよね(笑)。

これは、フロアに引かれたライン(5mごとの線など)を基準にした座標なんです。
数学のグラフみたいなものですね。
最初は暗号にしか見えないと思いますが、これも慣れです。

コツは、「自分の周りの景色」を覚えること。
「4拍目でAちゃんの右隣に行く」「8拍目でB君とすれ違う」
座標という数字だけでなく、周りの人との関係性で覚えると、迷子になりにくくなりますよ♪

正直キツイ練習…でも乗り越えられる理由

ここまで楽しい話をしてきましたが、頼れる先輩として、厳しい現実(リアル)も伝えておかないと嘘になりますよね。
マーチングの練習、正直に言います。

めちゃくちゃキツイです。

でも、なぜみんな辞めずに続けるのか。そこには明確な理由があるんです。

夏の暑さと重さは修行レベル

マーチングの大会シーズンは秋から冬ですが、そのための練習は真夏に行われます。
冷房のない体育館、あるいは照り返しのキツイ校庭や駐車場。
そこで数キロ〜10キロ以上ある楽器を抱えて、何時間も動き回るわけです。

チューバやバッテリー(太鼓)の子たちなんて、もはや筋トレですよね。
水分補給をしないと命に関わるレベルです。
「なんでこんな苦行をしてるんだろう…」と、空を見上げたくなる瞬間は必ず来ます(笑)。

でもね、この過酷さを共有しているからこそ、部員同士の絆が深まるんです。
「暑いねー」「重いねー」と愚痴りながら、休憩時間にかじるアイスの美味しさといったら!
あの味は、高級レストランのデザートよりも格別ですよ♪

先輩が怖い?いや、必死なだけなんです

マーチングの練習中、先輩や先生の口調がキツくなることがあります。
「そこ遅れてる!」「列揃えて!」
怒号が飛び交うことも珍しくありません。

初心者の方は「うわ、怖い…」と萎縮してしまうかもしれませんね。
でも、これは決してあなたをイジメたいわけじゃないんです。

先ほども言った通り、マーチングは危険と隣り合わせ。
集中力を欠いてぼーっとしていると、接触事故が起きます。
だから、安全のためにも、そして全員で良いショーを作るためにも、どうしても必死になってしまうんです。

練習が終われば、さっきまで鬼のような顔をしていた先輩が「お疲れ!さっきの動き良かったよ!」なんて笑顔で話しかけてくることもよくあります。
オンとオフの切り替えが激しいのも、マーチングバンドの特徴かもしれませんね(笑)。
だから、あまり重く受け止めすぎず、「みんな真剣なんだな」くらいに思っておいて大丈夫ですよ。

20年続けてわかった「辞められない」理由

僕が20年以上この世界にいて、なぜ辞められないのか。
それは、「できなかったことができるようになる喜び」が、大人になっても味わえるからです。

最初は足も絡まるし、楽器も吹けない。
でも、何百回と繰り返し練習して、ある日突然「あ、できた!」という瞬間が来る。
そして、バラバラだったバンドの音が一つにまとまり、巨大なエネルギーの塊になる。

このプロセスそのものが、人生の縮図みたいで面白いんです。
辛いことがあっても、努力すれば必ず報われる瞬間がある。
マーチングは、そんなシンプルで大切なことを教えてくれます。

そして何より、本番が終わった後のメンバーの涙。
「やりきった!」という達成感に満ちた顔を見るたびに、「ああ、また来年もやりたいな」って思っちゃうんですよね。
完全に沼です(笑)。

まとめ:さあ、62.5cmの一歩を踏み出そう!

いかがでしたか?
少し脅してしまった部分もあるかもしれませんが(笑)、マーチングにはそれ以上の感動と興奮が待っています。

  • 音と動きがハマる快感は一生モノの中毒性あり!
  • 「5m8歩=62.5cm」は世界共通の魔法の合言葉。
  • 練習は正直キツイけど、その先に見える景色は最高に美しい。

マーチングで得られる経験、体力、そして仲間は、君の人生において間違いなく大きな財産になります。
最初は歩き方もわからなくて当然。
コンテが読めなくて迷子になっても大丈夫。

大切なのは、「やってみたい」という気持ちと、最初の一歩を踏み出す勇気だけです。

君がフロアに立ち、スポットライトを浴びて輝く日を楽しみにしています。
わからないことがあったら、いつでもこのブログに戻ってきてくださいね。
先輩として、全力で応援しますよ!

それでは、練習場でお会いしましょう!(笑) ♪

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この記事を書いた人

マーチング歴20年以上のホルン吹きですが、現在はドラム、カラーガードなどもやっています。
高校から楽器を始めた初心者スタートでしたが、全国大会グランプリ受賞まで経験しました。 現在は社会人バンドで活動中。
ブログでは「綺麗な歩き方」や「5m8歩の極意」など、初心者さんがつまづきやすいポイントを解説しています。コンテ作成や練習方法のご相談もお気軽にどうぞ!

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